1972年2月19日、警察に追われた連合赤軍のメンバー5人が、“あさま山荘”に侵入、管理人の妻・小雀真理子さんを人質に立てこもった。山荘は雪と氷に閉ざされ、外はマイナス10度を超える極寒の地。警察側は多数の警官を動員して周囲を包囲するものの、人質と大量の武器を抱えた犯人相手に容易に近づくことが出来ずにいた。この時、現場のNo.2として指揮を執る佐々淳行は後藤田正晴警察庁長官より「人質の救出」「犯人の生け捕り」など6項目からなる指示を受ける。しかし、銃器の使用に関して佐々が求めた現場の判断に任せるとの意見は却下される。
新宿でオートバイを走らせていたアコは、メイと出会う。そこに、もう1人の番長トシエが現れて襲いかかり、勝也率いる黒シャツ隊が加勢。アコに助けられたメイは敬意を抱く。そんな中、逃げ遅れた仲間がひどい目にあっているという情報が入り、一行は敵のアジトに殴り込みをかける。