雨の降り続く六月の東京。りん子はサラリーマンで潔癖性の夫・重彦と、セックスレスだがそれなりにゆとりのある生活を送っていた。そんなある日、りん子は勤め先の「心の健康センター」電話相談室で自殺予告の電話を受ける。彼女は電話の男を懸命に励まし、自殺を踏みとどまらせた。その翌朝、りん子のもとへ1通の封書が届く。中身は彼女の自慰行為を盗撮した写真数枚。それは自殺予告の電話を掛けてきた男・道郎が送ってきたものだった。やがて道郎は写真をネタに彼女を脅迫し、恥辱に満ちた性的行為をするよう次々と要求していくのだった…。

ワシントンD.C.警察に勤めるダッチはうだつのあがらない内務調査室巡査部長。ある日、妻の乗った飛行機が墜落してしまうが、乗客名簿に妻の名は無く、チャンドラーという男の妻として搭乗していたのがダッチの妻らしい。悲しみに暮れる中、事件に疑惑を抱いたダッチは単身調査を開始する。そしてチャンドラーの未亡人ケイに接触するのだが、同じ境遇に置かれた二人は互いに惹かれ合う……。