風来坊の如く街から街へ渡り歩く一匹狼の空手家が、とある小さな街で、ヤクザの抗争の渦中に巻き込まれ、そこで子連れの用心棒と宿命の対決を迫られる。命を賭けての無敵の剣の達人…。空手の剣の死斗が繰り広げられるアクション娯楽作の決定版。

彦根藩の下級武士、志村は剣の腕を見込まれ、主君・井伊直弼の警護を務める近習役に取り立てられた。部下たちにも心のこもった言葉を掛ける井伊の人間性に魅了された志村は命を懸けて井伊を守ろうと心に決める。安政7年(1860年)3月3日、季節外れの雪の中、江戸城桜田門に向かう井伊家の行列を18名の暗殺者が襲う。井伊が命を奪われたことの責任を問われた志村は、藩から逃亡した水戸浪士の首を取るよう命令される。

小学校時代に行われていた「×ゲーム」という名のいじめ。 赤いブリキ箱にいじめの内容を書いたクジを入れ、それを引いては書かれたことを実行するのだ。 それから12年…当時の担任が突然の自殺を図る。これを他殺と疑う主人公の英明は、真相を探っていくうちに犯人が12年前のいじめられっ子だった蕪木毬子ではないかと疑いはじめる…。 ある日、「毬子らしき人物に見張られている」という彼女である理香子の連絡に英明が家へと駆けつけていると突然背後から襲われ、拉致された! 監禁された先には同様に拉致された同級生の新庄・吉池・智絵の姿。 ルーレットが止まった人はクジを引き、「×ゲーム」を強要されるのだ。しかも「×ゲーム」は過去のものとは比較できないほど残忍なものだった…。 罰を免れたいがために4人の関係も崩れ始め…。