NY。メルヴィン・ユドールは人気の恋愛小説家だが、普段は毒舌で友人が少なく、しかも気難しくて潔癖症という中年男性。ある日、同じアパートに住むゲイの画家、サイモンの飼い犬を預かることになり、それから心を少し外に開くように。メルヴィンはサイモンの帰省旅行に付き合うが、行きつけのレストランでウェイトレスをしているシングルマザー、キャロルも同行することに。道中、メルヴィンはキャロルに愛を告白する。

激しい豪雨が降り続く夜、人里離れた一軒のモーテル。管理人ラリーがくつろいでいるところへ、ひとりの男が飛び込んでくる。彼、ジョージは息子ティミーを伴い、交通事故で大ケガをした妻アリスを運び込む。救助を要請しようとするが電話は不通だった。アリスをはねたのは女優キャロラインの運転手で元警官のエド。彼は病院へ向け車を走らせるが、途中で立ち往生し、やむなくモーテルへ引き返すことに…。ある時、ある一室で、既に死刑判決の下った事件について再審理が行われようとしている。ポイントとなっているのは、その事件の連続殺人犯である囚人が書いた日記だった。

シルベスター・スタローン、ロバート・デ・ニーロ、ハーヴェイ・カイテル共演のサスペンス。NY警察で起こったある事件を通し、警察内部の闇にスポットを当ててゆく。さまざまな警察関係者に扮した、名優・才優たちの競演が見もの。他の共演にレイ・リオッタ、アナベラ・シオラ。NY市警の警官が多く暮らす街、ニュージャージー州“ギャリソン”。ベテラン警官・レイを頂点とするコップランドの鉄の結束のもと、保安官のフレディは無力ながら平穏無事な日々を送っていた。だがある日、管内で起こった警官の誤射事件から事態は急転する。

犬猿の仲の男女が恋の催眠術にかかってしまったら……? という設定のロマンティック・ラブ・コメディ。ミステリー風味も効いたおしゃれな作品だ。ウディ・アレン監督・主演作。

マフィアのメンバー、チャーリーは組織の金を持ち逃げしたことをきっかけに、自分が殺した男の妻アイリーンと恋に落ち、結婚する。だが、アイリーンも殺し屋だった。お互いの殺しを命じられ国外逃亡を謀ろうとするが……。

1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、ある日、婚約者のエマを暴漢に殺されてしまう。現実をどうしても受け入れられないアレクサンダーは過去に遡ってエマを救い出したいとの一念で、ついにタイムマシンを発明してしまうのだった。しかし、エマの死んだ日に戻ったアレクサンダーはそこで、エマの運命そのものはどうやっても変えようがないことを知る。諦めきれないアレクサンダーはその理由を解き明かすため、今度は一転、未来へ向け時間移動し2030年の世界へと降り立つのだったが……。

ニューヨーク市警察殺人課の刑事エディ・フレミングは、数々の大事件を解決し、その度にマスコミに登場し英雄扱いされる有名刑事である。ニュース番組「トップ・ストーリー」のアンカーマン、ロバート・ホーキンスも、そういう事件を報道して視聴率を稼いできたひとりである。 ある日、チェコ人とロシア人の2人組による凶悪な犯罪が起こる。エディは捜査に同行したいという若手消防署員ジョーディと共に事件を追うが、エディは2人に捕まり、殺害されてしまう。ロバートはエディの殺害シーンを撮影したビデオテープを2人から買い取り、自分の番組で放送するのだった。

伝説のヒットマン、ジミー(ブルース・ウィリス)が歯科医オズ(マシュー・ペリー)の隣に引っ越して、大騒動を巻き起こしてから4年―。ジミーは稼業を引退し、妻のジル(アマンダ・ピート)と幸せにメキシコに住んでいた。一方の歯科医オズも公私共に順調。しかし、かつてジミーに息子を殺されたマフィアのボス、ラズロ(ケヴィン・ポラック)が刑務所を出獄。ジミーへの復讐に動き始め、ジミーの前妻にして現在のオズの妻、シンシア(ナターシャ・ヘンストリッジ)を誘拐する。オズはジミーに助けを求めるが、ジミーは取り合わない。だが、この事件の裏には別の企みが隠されていて、思わぬ方向へ転がり始める!

刑期を終え出所したルーディは、同房で先日死んだニックの文通相手アシュリーに出会う。ニックの死を知らない彼女に自分がニックだとつい名乗ってしまうことで巧妙なワナに……。