戦乱の世を生き抜いた武将・一文字秀虎も70歳を迎え、家督を息子3人に譲ることを決意。長男の太郎には一の城、次男の次郎には二の城、三男・三郎には三の城をそれぞれ与えた上、3人兄弟、仲良く相和して暮らすように説く。だが、三郎は、父の今後の身を案じたのがかえって秀虎の不興を買い、地方へ追放されてしまう。さらに3人兄弟の城を泊まり歩いて余生を暮らすつもりだった秀虎だが、太郎、次郎にそれぞれ疎んじられる。
伝説のアクションスター、ブルース・リーが無敵のヒーロー、陳真(チェン・チェン)を演じ、リーの人気を決定づけた傑作カンフーアクション。実在した武道家・霍元甲の弟子を主人公に描いた抗日英雄譚で、リーの前作「ドラゴン危機一発」の記録をアジア各国ですべて塗り替える大ヒットを記録した。20世紀初頭の上海。霍元甲の弟子チェンは師匠が急死したことを知り、霍元甲の道場・精武館に帰ってくる。師匠の死が日本人による暗殺だと知ったチェンは、復讐を果たすべく決死の戦いに身を投じる。
1970年代のフランス、何者かに拉致監禁され、長期にわたり虐待を受け続けた少女リュシー(ジェシー・パム)は自力で逃げ出し、傷だらけの状態で発見される。養護施設に収容された彼女は心を閉ざしていたが、同年代の少女アンナ(エリカ・スコット)にだけは心を許していた。15年後、リュシー(ミレーヌ・ジャンパノイ)は自分を監禁した相手を発見し、猟銃を手に犯人宅を訪れる。
ジョー率いる武装犯罪集団が、香港のとある銀行を襲撃。彼らは大胆不敵にも、自ら警察に通報して現場に駆けつけた警察官たちを撃退。香港警察のチャン警部は、特捜部を率いて彼らのアジトに踏み込むも、待ち構えていたジョー一味の罠にはまり、目の前で部下たちがあえなく皆殺しにされるのをなす術もなく見守ることに。事件後、すっかり絶望してどん底の人生を送っていたチャンに、ジョーから再び新たな挑戦状がたたきつけられ…。
FBI捜査官のジョン・クロフォードとトム・ローンは、サンフランシスコの埠頭でマフィアの抗争事件を捜査中に伝説の殺し屋ローグと遭遇する。二人はローグを追い詰めるが、あと一歩のところで取り逃がしてしまう。数日後、一人の男がトムの家を訪れトムとその家族を惨殺し家もろとも焼き尽くしてしまう。ジョンは現場に落ちていたチタニウム製の薬莢から犯人はローグだと直感しローグへの復讐を誓う。
警官を殺害し死刑判決を受けた囚人マギー・ヘイワードは、政府の秘密組織の工作員にスカウトされる。 担当官ボブは、マギーの素質を見抜き”暗殺者”に育てる訓練を受けさせるが、情緒不安定で反抗的な彼女は排除されそうになる。 ボブは根気よく彼女に接し、やがて心を開いたマギーは訓練を終了し、身分を変えて社会に出て行く。 マギーは、恋人J・Pとの同棲生活を始めて、同時に任務も遂行する中で、次第に平凡な女性に戻りたいという思いが芽生える・・・。
「男たちの挽歌」で香港ノワールブームを牽引したチョウ・ユンファがハリウッド進出を果たしたハードアクション。同作で監督を務めたウーが製作総指揮を手掛け、米国製作ながら“香港ノワール”の雰囲気たっぷりの作品となった。共演はオスカー女優、M・ソルヴィノ。当時彼女が交際していたクエンティン・タランティーノが熱烈な香港映画ファンで、撮影現場に何度も陣中見舞いに来たというユニークな裏話も。後に「トレーニング デイ」「イコライザー」シリーズなどを手掛けるA・フークアが本作で監督デビュー。 極悪非道なチャイニーズ・マフィアのボス、ミスター・ウェイに家族を狙われ、命じられるままに殺しを繰返す凄腕のヒットマン、ジョン・リー。ある日、ウェイの息子が警察に射殺され、その報復としての殺しの依頼がジョンの元へ舞い込む。ターゲットはウェイの息子を射殺した刑事ではなく彼の幼い息子。しかも「刑事の目前で暗殺せよ」というこれまでにない残忍なものだった。引き金に掛けられた指を震わせ、全身を膠着させるジョン。非常なる裏社会へ身を投じながらも、心を持った殺し屋は、そのとき組織との闘いを決意する。
霧に煙る夜のニューオリンズ。娼婦ばかりを狙った一連の猟奇殺人事件で、担当の殺人課刑事ブロックは歓楽街に潜入。だが同時に、彼の中で“もう1つの人格”がちらつき始めるのだった。殺人鬼の好みは、殺した女を犯すこと。それもブロックと関係した女なら尚いい。そして彼が苦しむ姿を嘲笑うかのように事件は続き、ついには恋人や愛娘たちにまで危険が迫る---!事件を通して、自分の暗部に迫っていく男の恐怖と葛藤を描くサスペンス・アクション。屈折した刑事像に挑むイーストウッドと、実の娘が親子役で共演。
監察ににらまれる中、陰謀に巻き込まれて崖っぷちの汚職刑事。だが、事件の鍵を握る少女と出会い、その反抗的な態度に手を焼きつつも2人で真相を追い始める。
何の感情も恐怖心も抱かず、与えられたミッションを完璧に遂行する暗殺者のエージェント47は、48時間以内にカティアという女性を見つけるという新しい任務を与えられるが、カティアのもとには別の組織からも男が送り込まれていた。47と男は激しい銃撃戦を繰り広げ、カティアはどちらが敵なのか味方なのかもわからないまま危険な事態に巻き込まれていく。