1942年の北アフリカ戦線。サハラ砂漠にガン軍曹率いる、米国戦車分遣隊第5部隊は軍の指令に従い南下を続けていた。途中、出会った連合軍兵士や捕虜を乗せ、水の出るある廃墟にたどり着く。しかし、独軍も水を求めてそこへ接近していた。ガン軍曹たちは、水を餌に、ドイツ軍を足止めさせる作戦を企てるが・・・。

1943年、ロシア戦線。ソ連軍との戦闘が激化し、撤退を余儀なくされていくドイツ軍の小隊長シュナイター伍長は、勲章を手に入れることしか興味のない無能な指揮官のシュトランスキー大尉を嫌悪していた。2人の関係が険悪になっていくなか、シュトランスキーは勲章を得るため、シュナイターの部隊を策略にかける。

第二次大戦中、"魔の海域"と呼ばれる豊後水道で日本軍の襲撃を受け、自身の潜水艦と部下を失ったリチャードソン中佐。1年後、ナーカ号艦長として再び出動することになった彼は復讐の鬼と化していた。彼が乗り込んだナーカ号は、敵艦と出遭っても攻撃を仕掛けず、ひたすら豊後水道へ突き進んでいく。

1943年、ヒトラーはドイツ軍スタイナー大佐に、イギリスのチャーチル首相誘拐計画“イーグル作戦”の命令を下す。それはチャーチルがイギリスの保養地スタドリーで静養するタイミングを見計らって実行せよ、というものだった。作戦にはIRAのデヴリンも加わり、ポーランド軍に扮したスタイナーら16名の精鋭が現地に降り立つ。だが、アクシデントで正体がばれ、米兵との交戦の末になんとかスタイナーは窮地を逃れる。

太平洋戦争が開戦して間もない1942年の4月18日。突如、米空母ホーネットより発艦したB25が日本に襲来し東京を初めとする主要都市が被害を受ける。被害は少なかったとはいえ連勝中の日本軍にとっては痛手であった。広島にいた山本五十六は急遽友永丈市や南雲忠一を召集し真珠湾攻撃で打ち漏らした敵空母を沈め、それに合わせてミッドウェー諸島を占領しハワイ攻略に結びつけるMI作戦(ミッドウェー海戦の略称)を発案。直ちに4隻の空母からなる機動部隊と戦艦を筆頭とする主力部隊を編成しミッドウェーに進撃した。

真珠湾攻撃直後のカリフォルニア沖に突如浮上する大日本帝国潜水艦。ただの田舎町をハリウッドと勘違いした潜水艦が攻撃を決定したことから、アメリカ陸軍と住民たちの大騒動が始まる。<「JAWS/ジョーズ」「未知との遭遇」に続くスピルバーグ監督のコメディ作品。本作のモチーフとなったのは、イ17によるカリフォルニア州サンタバーバラのエルウッド石油製油所攻撃や、イ26によるカナダのバンクーバー島攻撃など、太平洋戦争中に遂行された日本海軍潜水艦による一連のアメリカ本土砲撃、そして日本軍の攻撃に対するアメリカ人の恐怖が引き起こしたロサンゼルスの戦いである。>