神々の住まうオリンポス山の王ゼウスの息子として誕生しながら、死者の王ハデスの陰謀で人間になる薬を飲まされ、地上へ落とされたヘラクレス。薬の最後の一滴を残したため、怪力を失わずにすんだ彼だったが、人間界で育った彼はその超人的な力のために孤立していた。そんなある日、育ての親から出生の秘密を聞かされた彼は、神殿で本当の父であるゼウスと対面し、オリンポスに戻るには真の英雄にならなければならないと知る。
小さな本屋で働くジョー(オードリー)は、共感主義かぶれ。ひょんな事からファッション雑誌のモデルを依頼される。撮影はパリ。パリには行きたいけれど、モデルなんて……。でも、パリに行けば共感主義の元祖フロストル教授にきっと会える!。雑誌の編集長マギー、カメラマンのディックと共にジョーはパリへ飛び立つ。
大晦日の夜に行われたパーティで、トロイとガブリエラはデュエットする事になってしまう。初めて一緒に気持ちよく歌えた二人だったが何とか顔写真を交換したもののガブリエラは姿を消してしまった。そんな二人に運命の再会が待っていた。年明けにトロイの通うイースト高校に、転校生としてガブリエラがやってきたのだ。二人を強く引き付けたのはやはり音楽。しかし人気者のトロイを狙っている強烈なライバル、演劇部の部長で目立ちたがり屋のシャーペイ・エヴァンスがいた。トロイとガブリエラがミュージカルの応募掲示板の前にいるのを見つけたシャーペイは、二人がミュージカルに出るつもりではないかと疑っていた。