心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。

《これは、ゲームであっても遊びではない。》 世界初のVRMMORPG《ソードアート・オンライン》がデスゲームと化し、 1万人のユーザーがゲームの世界に閉じ込められてから、既にひと月以上が過ぎていた。 鋼鉄の浮遊城《アインクラッド》第一層を攻略したアスナは、 キリトとコンビを組んだまま、最上階を目指し旅を続けていた。 女情報屋アルゴの協力も加わり、攻略は順調に進んでいるかのように見えたが…… 攻略を先導するトッププレイヤー集団、《ALS》(アインクラッド解放隊)と《DKB》(ドラゴンナイツブリゲード)。 本来は共闘すべき2大ギルドの対立が勃発する。 その陰には、暗躍する謎の人物の姿が――。 死と隣合わせの危険な戦いのなか、《攻略》とはまた異なる《脅威》が、 アスナとキリトを巻き込んでいく――!

ある日、ひかるが星を見ていると、突如宇宙にワープしてしまう。そこでミラクルライトを製造する工場がある惑星があることを知る。ところが突然宇宙から光が消えだし、星々は闇に包まれ始める。このままでは全宇宙が真っ暗になってしまう事を知ったひかるたちスター☆トゥインクルプリキュアは、HUGっと!プリキュア・キラキラ☆プリキュアアラモードのプリキュアたちと共に、光を取り戻すため立ち上がる。

ネオ・ヴェネツィアの街が、落ち葉の絨毯で彩られる秋。 オレンジぷらねっとで修業の日々を送るアーニャには、気がかりなことがありました。 お互いに多忙なこともあり、長い間会えていない先輩のアリスとアテナ。 そのせいで元気がないアテナに対し、アリスはなぜか会うのを避けている様子なのです。 友達のアイとあずさにも協力してもらい、先輩たちが絶対に会える方法を探す中、 アーニャは今の自分だからこそ見える“景色”があることに気づかされるのでした……。

廃墟となっているかつての哭倉村に足を踏み入れた鬼太郎と目玉おやじ。 目玉おやじは、70年前にこの村で起こった出来事を想い出していた。 あの男との出会い、そして二人が立ち向かった運命について… 昭和31年―日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村。血液銀行に勤める水木は当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を背負い、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた。龍賀一族では、時貞の跡継ぎについて醜い争いが始まっていた。そんな中、村の神社にて一族の一人が惨殺される。それは恐ろしい怪奇の連鎖の本当の始まりだった。鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で二人が見たものはー

近未来。人間とロボットが共存する巨大都市国家メトロポリスは、有力者・レッド公の超高層ビル“ジグラット”のオープンにわきたっていた。ところが、そのビルこそ世界征服を企むレッド公の野望の拠点となるべき城砦でもあったのだ。そして、その最上階に座るロボット守護神・ティマが、臓器売買、生体実験の罪で国際手配されているロートン博士の手によって今まさに完成されようとしていた。しかしその直前、ロートン博士はレッド公の養子で、世界の支配権をロボットに委ねることをよしとしないロックによって殺害され、研究所も破壊されてしまう。ただティマだけは、ロートン博士を追って日本からやって来た私立探偵・伴俊作の甥・ケンイチによって炎の中から助け出され、メトロポリスの地下へと逃げ延び、そして地下生活の中で、ティマとケンイチは人間として心を通わせるようになるのであった。しかし、レッド公の陰謀によって勃発した反ロボット革命派のクーデターに巻き込まれたふたりはレッド公の手に落ち、更にレッド公によって自分がロボットだと知らされショックを受けたティマは、全世界のコンピュータを支配する超コンピュータに変身すべく、自ら進んで超人の椅子に座した。だがその時、ティマを破壊しようとしたことを咎められ、レッド公によってジグラットを追放されていたロックがビルを爆破。全てが崩れ去る中、ティマも瓦礫の下敷きとなってしまう。ティマを失い愕然とビル崩壊現場を彷徨うケンイチ。そんな彼に、ロボットたちがティマの部品を集めてくれる。

自分が担任するクラスの生徒たちに妖怪ピエロが取り憑いた。生徒たちに“鬼の手”は使えない!最大のピンチに追い詰められたぬ~べ~はどう戦うのか!?

短大の卒業を控え、日々就職活動に追われている一人暮らしの彼女。そんな彼女の飼い猫である“僕”は、ひたむきに頑張る彼女に寄り添い、ささやかながら安らぎの時間を分かち合っている。様々なことに悩み、傷つき、挫けそうになっても、いつも凛とした姿で扉を開け外の世界へと踏み出していく彼女。“僕”はそんな彼女のことが大好きで、いつまでも見守り続けたいと思っていた。

舞台は19世紀のイギリス。科学技術が目覚しい発展を遂げていた時代。マンチェスターに住むレイは、オハラ財団に出向したため渡米している発明家の祖父ロイドと父エドワードと同じく、発明が好きな少年だった。

天地と椿の精・ハルナの切ない恋を描く。ある春の日、いつものごとくケンカをはじめた魎呼と阿重霞のもとから逃げ出す天地。そして彼はそのまま失踪してしまう。天地を探して日本中を旅する魎呼と阿重霞。ふたりはようやく天地を見つけるが、なんと彼は見知らぬ女性と同棲していた。天地を呼ぶ魎呼たちの声もむなしく、彼は女性と共に姿を消してしまう。天地の身に何が起こったのか? そして謎の女性の正体とは?

「電脳コイル」から15年。 当時誰もが想像しえなかった「ARがある暮らし」を予見した、監督・磯光雄。 彼が次に見通すビジョンは――「AIがある宇宙での暮らし」だった。 舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。 日本の商業ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災禍に見舞われる。 静止したネットワークのなか、AIとともに冒険をする子どもたち。 そのはてで人類の危機に直面した子供たちは、何を考え、何を悩み、何を選択するのか。 全6話シリーズを3話ずつ前後編として劇場公開。 これは磯光雄がキミたちに贈る「未来予測」。 未来からは逃れられない。

わたしが惹かれるのは、あなたの「色」。 高校生のトツ子は、人が「色」で見える。 嬉しい色、楽しい色、穏やかな色。そして、自分の好きな色。 そんなトツ子は、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・きみと、 街の片隅にある古書店で出会った音楽好きの少年・ルイとバンドを組むことに。 学校に行かなくなってしまったことを、家族に打ち明けられていないきみ。 母親に医者になることを期待され、隠れて音楽活動をしているルイ。 トツ子をはじめ、それぞれが誰にも言えない悩みを抱えていた。 バンドの練習場所は離島の古教会。 音楽で心を通わせていく三人のあいだに、友情とほのかな恋のような感情が生まれ始める。 周りに合わせ過ぎたり、ひとりで傷ついたり、自分を偽ったり― やがて訪れる学園祭、そして初めてのライブ。 会場に集まった観客の前で見せた三人の「色」とは。 2024年夏、好きになる。