1988年、関東地区に新型爆弾が使用され、第3次世界大戦が勃発した――。2019年、ネオ東京。金田をリーダーとするバイクの一団は進入禁止の高速道を疾走していた。しかし、先頭にいた島鉄雄は突然視界に入った奇妙な小男をよけきれずに転倒、負傷する。小男と鉄雄は直ちに現れたアーミーのヘリに収容され飛び去ってしまった。翌日、鉄雄を捜す金田は、少女ケイと出会う。彼女は反政府ゲリラの一員で“アキラ”という存在を追っていた。その頃、鉄雄はアーミーのラボで強力なクスリを連続投与され、不思議な力を覚醒し始めていた…。
2029年、二度の大戦を経て、電脳化・義体化技術の発展した世界。新たな可能性の一方で、ゴーストハックや犯罪の多様化といった問題にも悩まされていた。 そんな中、他人の電脳をハックし人形のように使う「人形使い」が入国し公安9課は調査に乗り出す。
P.K.ディックのSF小説をアーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化。近未来の地球で一般労働者として働くクエイドは“リコール・マシン”の体験で本当の自分が圧政者の片腕だという事実を知る。そして、彼は記憶を取り戻すべく火星に向かう。
「アイ、ロボット」のアレックス・プロヤス×「24」のキーファー・サザーランドで贈る、全てが“謎”に包まれた新世紀SFスリラー!暗闇の中、目覚める一人の男。自分が誰なのか思い出せないまま、その男は「早く逃げろ」というの電話に追い立てられるように漆黒の街を彷徨い続ける。次々と出会う人物は謎めき、妻と名乗る美しい女の記憶すらない。一体この街で何が起きているのか…。
草薙素子たち公安9課は、難民集団「N」を率いるシマムラタカシと邂逅する進化の特異点迫る廃墟・東京で、ポスト・ヒューマンのレイドが始まる2045年。全ての国家を震撼させる経済災害とAIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争へと突入した。電脳社会に突如出現した新人類“ポスト・ヒューマン”による電脳犯罪を阻止すべく、全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる公安9課は、先の大戦で廃墟と化した東京へと向かう。奪取された原子力潜水艦による核大戦の危機が迫るなか、公安9課、アメリカ、ポスト・ヒューマンによる三つ巴の戦闘が激化していく。
ある日、サラリーマンの主人公は、自らの頬に金属の欠片のようなにきびができているのを発見。さらには出勤の途中、見知らぬOLが金属で膨張した腕を振りかざして彼に襲いかかってきて、必死で防戦するうち、いつしか彼の腕も金属と化していた。やがて彼の体はすっかり金属へと変身を遂げ、彼の恋人の体を引き裂くに至り、彼は快楽を覚えだす。そして彼は、やはり全身が金属と化した正体不明の“やつ”と対決するはめとなる。
戦後復興の兆しある2028年冬のニューポートシティ――。 国外カルテルの利権を巡る水の価格協定への抗議デモを見守る、草薙素子少佐率いる独立攻性部隊の姿があった。その目の前で警備の機動隊による無差別発砲事件が突如発生。それら前代未聞の同時ゴーストハックは電脳ウィルス“ファイア・スターター”が引き金となったものだった。草薙は感染源であるサイードを特定、事件鎮圧のために銃撃する。その最中、草薙の電脳に“枝”をつけた何者かがいた。バトーたちが対象人物の元へと急行すると、そこには全身義体の少女ツダ・エマの姿があった――。陸軍情報部ホヅミ大佐が申し出たエマの引取りを拒絶した荒巻の指示で彼女を護送・調査する草薙は、エマのゴーストへのダイブを敢行。そこには“ブリキの少女”エマと“カカシの男”ブリンダジュニア、ふたつのゴーストが存在した。彼らが目指すものは何なのか。陰謀渦巻くダブルゴーストの真相に草薙が迫る――。
今から遠くない未来の話。フリーのコンピューターエンジニアのマイケル・ジェニングスは、プロジェクトを完成させる度に、機密保持のためそのプロジェクト期間の記憶を消されていた。そんなある日、大企業のオールコム社から100億円もの大金を報酬に提示される。その代償は3年間分の記憶。しかし、記憶を消した後のマイケルが手にしたものは、19個のガラクタが入った紙袋だけだった。さらにマイケルは、FBIやオールコム社のエージェントに追われ始める。
シルベスター・スタローンを主演に迎え、イギリスの同名人気コミックを実写したSFアクション超大作。 西暦2139年。核戦争後の人類に残された「メガシティ・ワン」は、秩序が乱れた犯罪都市と化していた。そこで政府は街の秩序を立て直すため究極の法システムを導入する。それは「ジャッジ」といわれるエリート集団である。彼らは逮捕した犯罪者をその場で裁判、判決、刑執行を行える権限を持っていた。その集団の頂点に立つ男が、人々から恐れられている「ジャッジ・ドレッド」であった。 ある日、ドレッドは身に覚えのない殺人罪で逮捕されるが、それはその後に明かされる陰謀の序章に過ぎなかった。
高層ビルが林立する現代都市・東京。外資系企業に勤めるアメリカ人のアンソニーは、日本人の妻ゆり子と3歳の息子トムとともに幸せな家庭生活を送る毎日。ところがある日、トムは、その祖父で、かつて解剖学者だったライドの定期検診を受けた帰り道、謎の男が運転する車にひき殺されてしまう。最愛の息子を失ったアンソニーは、怒りと悲しみの感情を次第に抑えきれなくなって体に変調をきたすようになる。
「ゴジラ」から伝統が続く東宝特撮と、「機動戦士ガンダム」などのアニメ制作会社サンライズのタッグが話題を呼んだSFロボットアクション。ミニチュア特撮ならではの味を重視した川北紘一特撮監督の演出はCGが重視される21世紀にカルト的評価を高めた。「マクロス」シリーズなどに参加してきた河森正治によるメカデザインも秀逸。 西暦2025年、太平洋上の無人島8JOに設置された全自動ロボット工場を制御する巨大コンピューター「カイロン5」は突如、人類に宣戦布告。人類は鎮圧のため自動可変戦闘ロボット「ガンヘッド」大隊を投入。長い戦いの末、カイロン5を守護する「エアロボット」にガンヘッド大隊は全滅。カイロン5は勝利を宣言するとその活動を停止した。 それから13年後、コンピューターチップを狙うトレジャー・ハンター“Bバンガー”の一団が、カイロンタワーの屋上に侵入するが、カイロン5の命で連邦政府の研究所から超伝導物質テキスメキシウムを奪って逃亡してきたバイオドロイドにより、彼らは青年ブルックリンを残して抹殺されてしまう。生き残ったブルックリンと、バイオロイドを追って8JOにやってきたテキサス・エア・レンジャーの女レンジャー・ニムは、カイロン5の陰謀を阻止すべく、破壊され破棄されていたガンヘッド507号機を有人型に修復し、カイロン5とそれを守るエアロボットに戦いを挑む…。