韓国で実際に起きた未解決殺人事件をリアルな演出で映画化。86年、ソウル近郊の農村で、同じ手口による若い女性の惨殺事件が連続して発生。地元の刑事パク・トゥマンとソウル市警から派遣された刑事ソ・テユンは対立しながらも捜査を続け、有力な容疑者を捕らえるのだが。監督ポン・ジョノは99年に「ほえる犬は噛まない」でデビュー、2作目の本作で韓国のアカデミー賞・大鐘賞の作品賞・監督賞・主演男優賞・照明賞を受賞。

1937年のロスアンゼルス。私立探偵ジェイクはモーレイ夫人からダム建設技師である夫の浮気調査を依頼される。だが、盗み取りした写真がなぜか新聞に掲載され、それを見たもうひとりのモーレイ夫人が現れる。実は彼女こそ本物で、名をイヴリンという。ジェイクはこれがダム建設をめぐる疑惑と関係ありと睨んで調査を開始するが、モーレイは溺死体で発見され、ジェイクもまた謎の男たちに暴行を受ける。探偵と依頼人という関係を越えはじめたイヴリンとジェイクだったが、なおも謎は深まるばかりだった……。

 縄張り争いが激化する'50年代のロス。街のコーヒーショップで元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件が発生した。殺された刑事の相棒だった バドが捜査を開始。殺された女と一緒にいたブロンド美人リンに接近する。彼女はスターに似た女を集めた高級娼婦組織の一員。同じ頃、その組織をベテラン刑事のジャックが追っていた。野心家の若手刑事エドも事件を追い、容疑者を射殺。事件は解決したかに見えたが……。

親友のルカが学校に行くため遠くへ旅立ったあと、アルベルトはポルトロッソでの新しい生活を楽しんでいる。アルベルトと一緒に暮らすマッシモは、ガッシリとした体格で入れ墨があり、口数の少ない腕一本の漁師である。アルベルトはマッシモの仕事を手伝っているが、あまり会話がない。マッシモに認めてもらうためアルベルトは奮闘するが、なかなか上手くいかない。

凄腕の麻薬密売人(=プッシャー)であるフランクは、相棒のトニーとともに麻薬王のボス、ミロからの仕事をこなしては金儲けをしていた。ある時、大口取引のため、ミロに多額の借金をしたフランクだったが、警察の手入れが入り失敗、金も失いボスからは借金返済を執拗に迫られる。麻薬の密売が横行する裏社会で怒涛の借金地獄に陥り、極限状態に追い詰められていく男の姿をとことんダークでスタイリッシュな映像で描くクライム・アクション・ドラマ。デンマーク映画が初めてワールドワイドで成功をおさめたギャング映画と高い評価を得た、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の記念すべきデビュー作。

香港からオーストラリアに移住してきたジャッキーは、テレビの料理番組に師匠バッジオと共に出演している人気シェフ。ある日、彼は黒服の男達に追われている女性・ダイアナを助けた。ダイアナは報道記者で、ジャンカルロが率いるマフィアとサンディが率いる麻薬シンジケートとの取引と、ジャンカルロの殺人現場をスクープしていた。 だが、ダイアナの撮影したビデオテープは、ジャッキーの番組を収録したテープと入れ替わってしまった。ジャンカルロの部下達は、公開料理ショーに出演中のジャッキーを襲撃する。だが、ジャッキーはテープが入れ替わったことに全く気付いていなかった。しかも、テープはバッジオの息子の刑事ロメオの子供達が持ち去っていた。 ジャッキーが香港から来ていた恋人ミキを連れてマンションに戻ると、テープを探しに侵入していたダイアナがアシスタントのラキーシャと揉めていた。仲間をジャンカルロに殺された麻薬シンジケートの連中が襲ってきたため、ジャッキー達は逃走する。だが、サンディ達はミキを誘拐し、テープを渡すようジャッキーを脅迫してきた…。

ボブが働くバーガーショップ“カニカーニ”にある秘密のレシピが、邪悪な海賊バーガー・ビアードに盗まれた。レシピの盗難でバーガーが作れなくなり、海底都市ビキニタウンは大混乱に陥る。ボブは大親友のヒトデのパトリックや、お隣さんのタコであるイカルド、リスの女の子サンディ、そして、カニカーニのオーナーであるカーニらとともに、海賊を追いかけて地上の世界へ。すると海賊はなんと自分のバーガー店を開いていた。