「ダーティハリー」のドン・シーゲル監督が、名優ウォルター・マッソー主演で描く犯罪アクション。 ニューメキシコの小さな村で農薬散布の仕事をしている、しがない中年男チャーリーが銀行強盗を計画した。彼は若い男を仲間に引き込み、まんまと大金をものにする。だが、その金はマフィアの隠し金だったのだ。警察とマフィアの両方から追われるチャーリーは、巧みに身をかわしていくが、彼の背後には殺し屋モリーが迫っていた。

三人組の脱獄者たちが強盗をやりながら生きている。主人公ボウイ以外のうちの一人の親戚の宿に泊まった時、ボウイはキーチという宿屋の娘に心を惹かれた。もう一人の最年長の仲間の義妹の家に泊まった時に、彼らは自分たちが高額報償金のついた指名手配中であることを知る。その後の強盗の際にボウイは交通事故に巻き込まれ、キーチのいる宿屋に匿われる。そこで、キーチと結ばれて、二人は愛を誓い合う。その後の強盗の後に最年長の仲間は死に、もう一人の仲間は刑務所に入ってしまう。ボウイとキーチは最年長の仲間の義妹が経営することになったモーテルに転がり込む。そこを拠点に、ボウイは保安官に成りすまし、生き残った方の仲間を奪還するが、仲間がキーチを侮辱したこと等に立腹したボウイは彼を車から放り出してしまう。

1980年代初頭からアメリカ各地で多発した銀行強盗事件の犯人であるフォレスト・タッカーは、15歳で初めて投獄されて以来、逮捕、脱獄を繰り返していた。彼は発砲もしなければ暴力も振るわないという風変わりなスタイルを貫き、粗暴な強盗のイメージとはほど遠い礼儀正しい老人だった。

以前アスリートだったFBI捜査官ジョニー・ユタは、エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディが中心となっているアスリート犯罪集団への潜入捜査を開始する。彼らには、卓越した能力を使って、犯罪行為を繰り返している疑いが掛かっていた。しかし、ユタは彼らと危険な行動を共にするうち、ボーディに対し信頼と友情を抱くようになる。

1930年代のアメリカを荒らしまわった実在の強盗ファミリー、ケイト・バーカー一家を事実に忠実に描いたバイオレンス映画。不況で家を失いそうになったケイトは夫に別れを告げ、4人の息子を連れて旅に出る。物見遊山であちこちの町をまわりながら銀行強盗を繰り返す一家。だが、一攫千金を狙って富豪ベンドルバリーの誘拐を企てたことから歯車が狂い始める……。