生まれつき顔立ちが人と違う少年オギー は、幼いころから自宅で母のイザベル と勉強してきた。10歳になり学校に通い始めた彼は同級生と仲良くしたいと願うが、じろじろ眺められたり避けられたりする。しかし彼の行動が、周囲の態度を少しずつ変えていき……。

父(永瀬正敏)と母(原田知世)から惜しみない愛情を注がれて育ってきた、中学3年生のちひろ(芦田愛菜)。両親は病弱だった幼少期の彼女の体を海路(高良健吾)と昇子(黒木華)が幹部を務める怪しげな宗教が治してくれたと信じて、深く信仰するようになっていた。ある日、ちひろは新任の教師・南(岡田将生)に心を奪われてしまう。思いを募らせる中、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を南に目撃された上に、その心をさらに揺さぶる事件が起きる。

裕福で家柄の良い男性との結婚が女性の幸せとされる時代。知性と独立心にあふれた牧師館の娘・ジェインは、愛のための結婚を望み、両親が薦める地元の名士との結婚には同意しなかった。ある日、彼女は素朴な田舎の人々を軽視するトム・ルフロイと出会う。

のどかで平和な田舎町に、どこからともなくゾンビが出現。その日暮らしのある家族がゾンビを恐れることもなく、思わぬ目的に利用しようとするのだが...。

森の奥深く、湖のほとりの山小屋でネルという若い女性が発見される。外界から隔絶されていた彼女は人間の言葉をしゃべらない。純粋な彼女の姿に、周囲の人々は次第に打ち解けていくのだが……。

疎開する列車に居合わせた妻子もちの中年フランス人男性と、若く美しいユダヤ人女性アンナ。惹かれ合いながらも別れた二人だが、後にドイツ軍に囚われたアンナと再会する。その時男がとった決断とは……。