愛する飼い主のイーサン(デニス・クエイド)に会うために50年で3回生まれ変わり、ようやく再会した犬のベイリーは、イーサンと彼の妻ハンナ(マージ・ヘルゲンバーガー)と一緒に農場で暮らしていた。ある日、孫娘CJの母親グロリア(ベティ・ギルピン)が娘と一緒に出て行ってしまう。悲嘆に暮れるイーサンとハンナを見たベイリーは、ある決意をする。
ニューヨーク州北部の田舎町。そこで生活しているパーカー家は、どこにでもいる慎ましく健全な一家にしか見えず、その長女アイリス(アンバー・チルダーズ)と次女ローズ(ジュリア・ガーナー)も自分たちがごく普通の家族にいることを疑っていなかった。そんな中、母親のエマが思いも寄らぬ事故で亡くなってしまう。深い悲しみに沈むアイリスとローズだったが、亡き母親に代わって一家の秘められた儀式を執り行うことになる。だが、その儀式とは想像を絶するものだった。