2009年6月、1か月後に迫ったロンドンでのコンサートを控え、突然この世を去ったマイケル・ジャクソン。照明、美術、ステージ上で流れるビデオ映像にまでこだわり、唯一無二のアーティストとしての才能を復帰ステージに賭けながら、歌やダンスの猛特訓は死の直前まで繰り返されていた。
ヘヴィメタルバンドを組んでいる高校生のハンターとケビン。メタルの道を極め、学校のバンドコンテストで優勝を飾り、神のように崇拝される存在になるという理想的な計画を立てた2人は、夢に向かって突き進んでいく。
クリスはロックバンド「スティール・ドラゴン」の熱狂的なファン。仲間と結成したバンドでも歌い方や動きを完璧にコピーしていた。そんな彼に奇跡が起こる。スティール・ドラゴンを脱退したボーカルの後釜として歌ってほしいという依頼が届いたのだ。