いつも悪態をついて国王一族の反感を買っているリチャード三世。王位継承を目論む彼は、兄を殺害するなど邪魔者の排除を開始したが……。英国皇室の残忍な陰謀劇を描いた歴史スペクタクル。
小さな町工場の社長が殺され、死体が焼かれるという事件が発生。工場を解雇された元従業員で殺人の前科がある三隅が逮捕されて、自分がやったと犯行を自供。このままでは死刑がほぼ確実と見られていた。すっかりサジを投げた同僚に代わって三隅の弁護を担当することになったエリート弁護士の重盛は、判決をなんとか無期懲役に持ち込もうと懸命に奔走するが、三隅の供述が会うたびに変化して、とんだ迷宮にさまよい込むことになる。