「マスターズ・オブ・ザ・エアー」のモデルになった実在の空軍兵たちが、第100爆撃群での人生観が変わった悲惨な出来事について語る。
1942年に実際に起きた「エンスラポイド作戦」をもとに巨匠F・ラング監督が作り上げた、反ナチ・レジスタンス映画の傑作。第2次世界大戦中、ナチス・ドイツ占領下にあったチェコのプラハで、死刑執行人の異名を取るナチの非情な高官が暗殺されるという事件が発生。彼を暗殺したレジスタンスの闘士フランツは、逃走中、危ういところをマーシャという女性に救われ、彼女の家にかくまわれることに。一方、ゲシュタポは、暗殺犯を捕らえるまで市民を無差別に殺していくと宣言して、弾圧を強化。マーシャの老父も連行されて、フランツは苦悩を募らせていく。
ルイジアナの陸軍基地で黒人の軍曹が殺された。調査のためにやはり黒人の大尉が送り込まれたが、次第に人種差別をはじめとする基地内のさまざまな問題が浮かび上がってくる。
第2次大戦中のアフリカ戦線において、連合軍は、智将ロンメル元帥率いるドイツとの戦いに苦戦し、元帥の暗殺計画を試みるも失敗。ドイツの捕虜となった英軍将校のヤングは、あわや死の寸前、ロンメルの一言で救われ、敵ながらあっぱれと彼の立派な人柄に感心する。ところが戦後、そのロンメルの死が闇に包まれているのを不審に思ったヤングは、その死の真相を解くべく調査を開始。そこから浮かび上がったのは意外な事実だった。