心理学者の父親の実験材料にされたマークは、実験の末、狂気の淵に追いやられる。成長したマークは映画の撮影助手として働きながら、副業でエロティックな写真撮影を行っていた。やがて彼は女性の死の間際の表情を撮りたいと熱望するようになり…。
組織の大物や悪党など、法の目をかいくぐってきた犯罪者たちが次々と何者かに殺されていく。サンフランシスコ市警のハリー・キャラハン刑事は、射撃大会で優勝を争った白バイ警官デイヴィスと3人の仲間が犯人であることを突き止めるが、彼らは法に代わって制裁を行っているだけだと主張。ハリーの協力が得られないと知るや、今度はハリーの命までを狙うようになる。友人の警官や、相棒である黒人刑事スミスまで犠牲になるに及び、ついにハリーは上司であるブリッグスに全てを明らかにしようとするのだが…。
文豪ハーディの名作を、ポランスキーが映像化したメロドラマ。19世紀末、ドーセット地方の貧農の娘テスは遠縁のダーバビル家に奉公に出される。その息子にかどわかされ私生児を孕んだ彼女だが、実家に戻って生んだ子はわずか数週間で死んでしまう。後に働きに出た農場で牧師の息子と美しい恋に落ち結婚するが、テスの過去を初夜に知った彼はそのまま外国に去っていく。流転の人生の果てに再び彼とめぐりあうテスだが、もはや新たな選択は破滅を意味した……。
ポールは美しい妻子とともにNYで暮らす技師。ある日家族がチンピラに襲われ、妻は死亡、娘はショックで廃人になってしまう。彼は復讐のために私設刑事として街の犯罪者たちを殺し始める……。チャールズ・ブロンソンの人気を決定づけたシリーズの第1弾。
ヘンリーは、服役中に知り合ったオーティスと共同生活をしながら、表向きは害虫駆除の仕事を坦々とこなす日々を過ごしていた。しかし、殺人への渇望は充たされることはなく、あたかもそれが日課のようなに殺人を繰り返していたのだった。やがてヘンリーの”狂気”はオーティスをも引き込んで、凶行はさらにエスカレートして行く。そしてある日、オーティスの妹ベッキーが彼らの生活に加わり、これをきっかけにしてヘンリーとオーティスの関係は均衡が次第に崩れ始めるのだった。
エロール・バベッジは、性犯罪者を追跡することにキャリアを費やしてきたが、彼の異例の方法は、監視する犯罪者と同様に残忍である。狂った仮釈放者のひとりが地元の少女の失踪に関係していると知り、手遅れになる前に彼女を見つけるため、新しいパートナーとともにSMの地下を探し回らなければならない。