小池一雄&上村一夫コンビによる同名劇画を、藤田敏八監督が鮮血飛び散る派手な演出でダイナミックに描いたバイオレンス・アクション。文明開化華やかな明治初期を舞台に、母から託された怨念をはらすために、修羅の道を歩く美貌の殺し屋・雪を描く。鬼才クエンティン・タランティーノ監督が『キル・ビル』でオマージュを捧げ、雪の庭園での決闘を見事に再現。ルーシー・リュー演じたオーレン・イシイはお雪がモデルだという。主演・梶芽衣子の魅力が光り、カルト的人気を誇る作品。
1944年、第二次大戦下のフランスで外科医として黙々と働く男。戦火の拡大にともない愛する妻と娘を娘の田舎へと疎開させるが、パルチザン狩りのドイツ軍小隊に娘は射殺、妻は焼き殺されてしまう。溢れそうになる血の涙と嗚咽をかみ殺しながら、怒りに震える男は単身で反撃、ドイツ軍を一人づつ処刑していく…。
ジェラルド・バトラー、ジェイミー・フォックス共演による復讐サスペンス。愛する妻子を殺害した犯人に復讐を果たしたクライド。罪を認めて投獄されるが、彼の予告通りに犯人側の弁護士や判事が次々に謎の死を遂げていく。
NYのラジオの人気DJ・エリカは、ある晩、挙式間近の婚約者デヴィッドと公園を散歩中、3人組の暴漢に襲われ、デヴィッドは亡くなり、彼女自身も瀕死の重傷を負う。絶望の底に沈んだエリカは、ふと衝動に駆られて1丁の銃を手に入れるが、そんなある日、コンビニで偶然、強盗の現場に遭遇する。再び命の危険にさらされた彼女は、とっさに相手を撃ち殺してしまうが、以来、彼女の中でもうひとりの新たな自分が目覚めていき…
少女マリーと友人は凶悪な殺人犯によって強姦された末、殺害されてしまう。マリーの両親であるコリンウッド夫妻は娘の帰りが遅いことを心配し、警察に捜索願を出すが、相手にされない。やがて夫妻は、たまたま家に泊めた男たちがマリーを殺害したことを知り……。「処女の泉」をもとに、ウェス・クレイブンが初監督を務めた残虐ホラー。アメリカの一部地域で大反響を呼び、やがて全米公開へと至った衝撃作。