空襲下のロンドン。ウォータールー橋で出会った将校クローニンとバレリーナのマイラは恋に落ち、結婚を誓う。だが新聞で男の戦死が伝えられると、マイラは身を落としてしまう……。ヴィヴィアン・リー主演による悲恋ストーリー。

2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件を受けて、アメリカ主導の下に始まった対テロ戦争にイギリスも参加。タリバン勢力を掃討すべく、アフガニスタンにも多くの若者が派兵されることに。2006年9月5日。同地の村カジャキに駐留していたイギリス部隊の兵士のひとり、スチューは、移動パトロール中、地雷を踏んで右足を失うはめに。さらには、彼の救出に駆けつけたほかの仲間たちも、次々と地雷に触れて重傷を負う。

アフリカ、マダガスカル海域。一人の男が、海賊に襲われた貨物船を救出した。男の名はレン。元特殊部隊「戦狼」の精鋭だ。とある事件から軍籍を剥奪されたレンは、反政府 勢力に殺害された恋人・ロンの敵を討つべく、この地に渡っていたのだ。しかし、その最中、反乱が勃発。命からがら護衛艦に避難したレンだが、戦闘地域に民間人が取り残されているという話を耳にし、単独、戦地に舞い戻る。

第2次世界大戦下である1944年12月、欧州のアルデンヌ高地。連合軍はドイツ軍の猛攻を受けて劣勢を強いられ、連合軍の指揮官たち、マッカリーやブラッドリーは困惑する。その一方、米軍のカッパら兵士たちは最前線でドイツ軍と対峙する日々に疲弊していたが、ある小隊は怪しい米軍の憲兵たちと遭遇。一行の正体は、実は憲兵に成り済ましたドイツ軍だった。以後も連合軍とドイツ軍は何度も激しい交戦を繰り広げていくが……。