マサチューセッツ州アーカム、ミスカトニック大学医学部附属病院には、未だ懲りる事無く死体蘇生に勤しむウェスト医師、そして不承不承協力するケイン医師の姿があった。彼は単なる死体蘇生を越え、死体から新たな生命を生み出そうと実験を続けていたのだ。だが、ウェストのぞんざいな計画と行動が、彼らを少しづつ危険に追い詰めていく……。前作がH・P・ラヴクラフトの『死体蘇生者ハーバート・ウェスト』にまずまず基づいたと言える内容だったのに対し、「2」は完全にオリジナルのエピソードである。

環境破壊企業EES社から某国での宣伝活動の仕事を受けた落ち目の俳優リッキー。彼は悪友と現地へ飛び、環境活動家の美女を上手いこと引っ掛け、3人で見世物小屋見物に立ち寄る。だが、そこの興行師は人を拉致してはEES製品でミュータントを生み出す狂気の科学者だった。

人を殺して、その肉を売っていた殺人鬼一家。彼らの凶行がうやむやになってから12年がたった。 2人の高校生がダラスに遊びに行くため車を走らせ、自動車電話でラジオ局のDJストレッチ(キャロライン・ウィリアムズ)に話しかける。2人が追い抜いたバンが攻撃してきた。バンの屋根に立った怪人レザーフェイス(ビル・ジョンソン)が、電動のこぎりで2人を切りさいた。翌日、2人の死体をテキサス・レンジャーのレフティ・エンライト(デニス・ホッパー)が見に来た。彼は甥が11年前に行方不明になって以来、執念深く行方を追っていたのだ。