アメリカ建国200年記念として製作されたクリント・イーストウッド監督・主演の西部劇。 南北戦争末期。ある日、農夫のジョゼイ・ウェルズは、突然現われたテリルという男が率いる北軍直属の一隊に妻子を殺されてしまう。怒りに燃えるジョゼイは銃を携えてフレッチャーらレジスタンスに加わり、復讐に立ち上がった。しかし、間もなくテリルの策略にはめられ、仲間の多くが殺される。その難を逃れたジョゼイは独り、インディアンの土地をさすらうことに。やがて彼は、その道中でチェロキー族や美しい女性ローラと出会い、共に旅を続けていく。だがその一方、執拗にジョゼイの行方を追うテリルたちの影が徐々に迫っていた…。
19世紀アメリカ、ネブラスカ。小さな集落で暮らす独身のメアリー(ヒラリー・スワンク)は、病で豹変した3人の女性をアイオワの教会まで連れて行く役目《ホームズマン》に立候補する。そしてその直後、彼女は木に吊るされた悪党ブリッグス(トミー・リー・ジョーンズ)に遭遇、処刑寸前だった彼を、旅に同行することを条件に助け出した。こうして始まった、孤独な女と大悪党の、約400マイル(650km)の長い旅。しかし、彼らを待ち受けるのは、地獄と形容され生きて帰ることもままならない最も危険な荒野だった!過酷な気候、狂暴な先住民、そして命を狙う盗賊たち…。2人は無事にこの任務を全うすることができるのか!? 日本では劇場未公開で、2016年に京都ヒストリカ国際映画祭で『ホームズマン』のタイトルで上映された。
イギリスで鉄砲店を営むジョナサン。叔父に脅され販路拡大のためにアメリカ西部へとやってきた彼だったが、凄腕のガンマンと勘違いされて……。英国紳士が無法な西部の町で大活躍する痛快コメディ・ウエスタン。
わずか30人あまりの手勢を率いて5000人もの合衆国騎兵隊を相手に闘った最後のアパッチ族戦士ジェロニモ。合衆国の西部進出とインディアン迫害の歴史の中でひときわ異彩を放つこの伝説的人物の実像に迫ったドラマ。20年近くもの間、合衆国の植民に抵抗していた最後のアパッチ族ジェロニモが、遂に投降する日がやってきた。士官学校を出たばかりの若き少尉ブリットン・デイヴィスは、彼をサンカルロスの基地へと連行する初めての任務を受ける。
主人公イエローレッグは、南北戦争で捕虜となったとき、南軍の兵士に頭の皮を剥がされそうになった。彼は戦争が終わった後も、その相手を探し求めていた。とある村で、彼は一人の男をリンチから救う。だが、その相手は、かつて彼に残忍な振舞いをした当の相手だった。