列強進出が著しい清朝末期の広東。酔八仙(酔拳)を会得したものの、酒の勢いで暴走してしまうフェイフォンは、父ケイインから酔拳の使用を禁じられていた。一方、イギリスが領事館を通じて中国の国宝を国外へ密輸していた事実を察知した武術家マンケイは阻止に動く。ひょんなことからマンケイと知り合い事情を知ったフェイフォンだったが、やがて英国の魔手が彼とその仲間に及ぼうとしていた。

城岩学園3年B組の中学生たちは、修学旅行の名目で孤島へ。彼らの前に現われた担任教師キタノは、新世紀教育改革法、通称“バトル・ロワイアル(BR)法”により、殺し合いをさせると生徒たちに宣言。生還できるのは最後に生き残った1人だけだった。生徒たちはそれぞれ最低限の武器と食料を与えられ、3日間のサバイバルに追いやられる。男子生徒の七原と女子の中川は謎の転校生・川田と、なんとかこの窮地を脱する方法を探る。

ひよわな転校生ダニエルが恋した少女は、カラテの高校チャンピオンが狙っている娘でもあった。ある日不良グループにからまれた彼は、ミヤギと名乗る老人に助けられる。ミヤギは、自分を守るために使うのならカラテを教えよう、と言うが……。「ロッキー」のJ・G・アヴィルドセン監督がおくる、カラテ少年を主人公にしたスポーツ青春映画。

妻子を捨てトラック運転手として生きる男が、病気の妻に会うため10年ぶりに再会した息子と旅に出る。二人の間にできた溝は深く、息子は頑なになっている。男は、得意のアーム・レスリングを通して親子の絆の再生を試みるのだが……。

ストック・カー・レースの最高峰、デイトナ500を目指す若きレーサーたちの栄光と挫折を描くサーキット・アクション。トム・クルーズ自らハンドルを握ったレース・シーンは臨場感満点。トニー・スコット監督作。