1952年の歳末、NYの高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスプレゼントを探しに店を訪れた優雅で上品な人妻キャロルと出会い、彼女に魅せられる。店に置き忘れた手袋をキャロルに送り届けたことから、彼女の知己を得たテレーズは、キャロルが夫ハージとの愛のない結婚生活に疲れ果て、いまや離婚協議中であること、そして娘の親権を彼に奪われそうになって苦しんでいることを知る。2人の距離は次第に縮まる。

昼はモデル、夜はキャバクラ嬢として働く琴子は、ある日、合コンでモデルの陸に、一瞬で心を奪われてしまう。しかし、酔った勢いでボーイの元気と関係を持ってしまう。また好きでもない男とセックスをしたと落ち込む琴子。そんな中、陸から誘われた琴子は、そのまま彼の部屋に行きベッドインするものの、拒んでしまう。その理由は、思いを寄せる相手とはセックスができないというものだった。