東京の中目黒にある川沿いのマンションで暮らす堤小春(三吉彩花)と清川彩乃(阿部純子)。ふたりは27歳で、仕事もプライベートも充実した毎日を送っていた。ある日、彩乃が小春に妊娠したことを告白。彩乃は父親のわからないその子供を生もうと決意する。小春も彩乃に協力すると決めるが、変化していく日常に戸惑いを覚え始める。

クーデターによって生まれた軍事政権下で行方不明になった子供の真実の生誕とアルゼンチンの苛酷な現実を描く。

第1次世界大戦の激戦地から帰還した作家ブルー(アラン)は妻ダフネと暮らし、2人の間には息子クリストファー・ロビン(ビリー)が生まれるが、戦場で受けた心の傷を引きずり静かに生活したいと望むブルーの希望で、一家とビリーのナニー(ベビーシッター)であるオリーヴ(ヌー)は地方のサセックスに引っ越す。執筆活動に戻れないブルーは、ビリーから“僕のための作品を”と頼まれ、クマを主人公にした物語を思い付いていく。