バハマにあるカイリ教国は、人身御供の儀式直前に生け贄の指輪がないことに気がつく。その指輪がリンゴの指にある事を突き止めた司祭・クラングは、指輪を求めて英国へと渡り、ビートルズをあらゆる手段で付け狙う。始めのうちは身の回りで何が起こっているのか分からなかったリンゴとビートルズ一同だったが、やがて教団に指輪を狙われていることを知り、指輪を抜こうと試みるが何をやっても抜けない。指輪の専門家や怪しい科学者・フットにも頼んだが、やはり指輪はびくともしない。それどころか最後の頼りにした科学者フットまでこの指輪で大儲けを企み、指輪を狙い始める。そんな中で、生け贄にされていたが時間切れで助かった妹を持つ美女・アーメが、ビートルズを救うべく策動する。舞台を英国からオーストリア・アルプス、再び英国を経てバハマへと移す。
中近東ルガシュ国の博物館から、世界最大のダイヤ“ピンクパンサー”が盗まれるという事件が発生、現場に残された手袋から、犯人は怪盗ファントムであることが判明した。ルガシュ警察は、ファントムとゆかりの深いクルーゾー警部の出馬を要請する……。パリ警視庁のクルーゾー警部が再びファントムと対決。