1950年代のイギリス・ロンドン。戦争で夫を失い家政婦として働くミセス・ハリスは、ある日勤め先でクリスチャン・ディオールのドレスに出会う。その美しさに心を奪われた彼女は、ディオールのドレスを買うことを決意する。必死にお金をためてフランス・パリへ向かい、ディオール本店を訪れるも支配人のマダム・コルベールに冷たくあしらわれるハリスだったが、夢を諦めない彼女の姿は出会った人々の心を動かしていく。

英国の名門オックスフォード大学で、数百年もの歴史を誇る秘密の会員制クラブ、“ライオット・クラブ”。約2万人いる学生のうち、上流階級出身でイケメンであることなどの条件をクリアして、わずか10人の狭き門に選ばれた超エリートたちには、輝かしい未来が約束される。“ライオット・クラブ”の新メンバーに晴れて選ばれた新入生のアリステアとマイルズは、すっかり有頂天となるが、やがてクラブの実情を知り、衝撃を受ける。