世界的な同名小説を新たに映像化!第一次世界大戦の西部戦線で、ドイツ軍兵士パウルは仲間たちと共に戦う中で、想像もしなかった絶望と恐怖に落ちていく。

1941年。ほぼ1世紀という歴史があり、堅固なとりでとして知られるブレスト要塞だが、ソ連の軍人の間ではナチス・ドイツの襲来が近いのではという噂が流れる。6月21日深夜、ソ連軍になりすましたドイツ軍の工作員たちが列車でブレストの町に到着したのに続いて、翌朝、要塞はドイツ軍の一斉攻撃を受ける。家族が兄しかいない少年兵サーシュカは、自分が好意を抱く少女を救おうと奮闘するが、ソ連軍は劣勢を強いられていた。

朝鮮戦争末期。韓国軍と北朝鮮軍がにらみ合う南北境界線高地では、互いに領地を奪いあう熾烈な攻防が続いていた。この激戦地に派遣されたウンピョ中尉は、かつての学友・スヒョクと再会。だがスヒョクは過酷な戦場で変わり果て、別人のようになっていた。

第2次世界大戦下である1944年12月、欧州のアルデンヌ高地。連合軍はドイツ軍の猛攻を受けて劣勢を強いられ、連合軍の指揮官たち、マッカリーやブラッドリーは困惑する。その一方、米軍のカッパら兵士たちは最前線でドイツ軍と対峙する日々に疲弊していたが、ある小隊は怪しい米軍の憲兵たちと遭遇。一行の正体は、実は憲兵に成り済ましたドイツ軍だった。以後も連合軍とドイツ軍は何度も激しい交戦を繰り広げていくが……。