冷戦下のポーランドで出会い、恋に落ちたピアニストと歌手。情熱的に愛し合いながらも時代に引き裂かれてしまう男女の姿を、ヨアンナ・クーリク、トマシュ・コットの共演で描いた、五感を刺激するラヴ・ストーリー。

ジェーンは幼いころに両親を亡くし、寄宿学校では不当な扱いを受けるが、何があっても前向きさを失わず、自由な生き方を探していた。卒業した彼女はソーンフィールド館の家庭教師となるが、3カ月たったある日、郵便を出しに出かけたジェーンは見知らぬ男性の馬を驚かせ落馬させてしまうが、彼こそが館の主ロチェスターだった。横柄で気難しいロチェスターはジェーンの清らかな魂に心打たれ、2人は次第に惹かれあうようになる。

デートが大失敗に終わった上昇志向が強い男女が、ひょんなことから親友の娘を交えて共同生活を送るハメになるラブ・コメディー。テレビ界で活躍するグレッグ・バーランティが監督を務め、個人的な不仲の感情と仕事の予定を調整しながら、まるで本当の家族のように暮らし始める男女の姿をコミカルに描く。男女を演じる『男と女の不都合な真実』のキャサリン・ハイグル、『トランスフォーマー』のジョシュ・デュアメルの奮闘に注目。

次々に波及していく呪いの恐怖を描くオカルト・ホラーの続編。監督・脚本は前作に続いて清水崇が担当。撮影も、前作と同じく木次信仁があたっている。出演は、「菊次郎の夏」の大家由祐子、「HANA-BI」の芦川誠、「四月物語」の藤井かほりら。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。

スランプに陥り、郊外の一軒家に引っ越してきた女流作家の礼子(中谷美紀)は、人けのない向かいの建物に出入りする男を見かける。男は吉岡誠(豊川悦司)という大学教授で、沼から引き上げた千年前のミイラを無断で運び込んでいた。それ見て以来、礼子は得体の知れない恐怖に襲われるようになり、小説がまったく書けなくなってしまう。

陸軍士官学校の生徒クーパースミスは、同級生から陰湿ないじめを受ける日々を送っていた。ある日、礼拝堂の掃除を命じられた彼は、地下室で秘密の小部屋を発見する。そこには、悪魔崇拝に憑りつかれて追放された神父が残した古い書物が隠されていた。その内容をコンピューターで解読したクーパースミスは、悪魔と交信することに成功。やがて可愛がっていた子犬を殺されたことで怒りが爆発した彼は、悪魔を召喚し復讐を開始する…。