人気劇画「空手バカ一代」をベースに、極真空手の生みの親・大山倍達の波乱に満ちた半生を描いた「けんか空手」シリーズ第2弾。“けんか空手”で一躍その名を轟かせ、猛牛を手刀一拳で仕留めて“牛殺し”の異名をも持つ大山倍達。だが彼は、関係者たちの非難を浴び、空手界から孤立した。――それから数年後、ひとり山で修行を積んだ大山が戻ってきた。

大山倍達の半生を描く「けんか空手」シリーズ第3弾。大山倍達はプロモーターのタッド若松から勧められ、沖縄でプロレスラーと試合を行う。しかし、大山はやがて暗黒街のボス・劉鳳厳に命を狙われるようになる。ある日、大山は自殺しようとした娼婦の麗子を救い、二人の間に愛が芽生える。