リック・ダルトンはピークを過ぎたTV俳優。映画スターへの道がなかなか拓けず焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブースは彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに精神をすり減らし情緒不安定なリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。この二人の関係は、ビジネスでもプライベートでもまさにパーフェクト。しかし、時代は徐々に彼らを必要とはしなくなっていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と女優のシャロン・テート夫妻が越してくる。落ちぶれつつある二人とは対照的な輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするがー。そして、1969年8月9日ーそれぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。

第2次世界大戦後、ハリウッドを席巻した赤狩りの犠牲となった映画脚本家、ダルトン・トランボの実話に基づく社会派ドラマ。赤狩りで投獄されキャリアを断たれても信念を貫いた脚本家を、ブライアン・クランストンが熱演する。

人種差別主義者によって黒人だけを襲うように調教された犬と、それを調教し直そうとする新人女優の間に巻き起る展開を描く社会派サスペンス。

ロサンゼルス郊外にある町、サン・フェルナンド・バレー。ここにブルー・イグアナという名の一軒のストリップ・クラブがあり、5人のダンサーが働いていた。トップダンサーのエンジェルは養子をもらおうと考えていた。ストーミーは逃げてきた“過去”と向き合うときが近づいていた。思いもよらない妊娠が判明するジョー。新たな恋にときめくジャスミン。彼女たちはステージ上で見せる官能的で華やかな姿とは別の、それぞれに悩みや問題を抱えた人生を背負い込んでいた。そしてそれはまだ若いジェシーにしても同じことだった。