帝国ロシアの軍人が記した探検記を元に、ソ連で製作された黒澤明監督作品。兵用地質調査のために赴いた地で出会ったゴリド族のデルス・ウザーラ。自然の尊さを歌うデルスの姿が大きな感動を呼ぶ。

オランダ・アムステルダム上空。多くの宝物を乗せた巨大飛行船で「シャハルタ共和国開国記念レセプションパーティー」が開催された。そこに現れたのは小型飛行船に乗った空賊たち。狙いは巨大飛行船に展示されているある水晶。会場に潜り込んでいたルパンは、お宝を奪うために空賊と争奪戦に。女性空賊・ユティカとのお宝の入ったバッグを奪い合った末、ルパンはバッグごと飛行船から落下してしまう。無事にパリのアジトにたどり着いたルパンだったが、バッグの中身は赤ん坊のラームと空のケースだった。

時は南北戦争のさなか、気球にのって戦場から脱出した囚人たちは風に流され見知らぬ島にたどり着く。だがそこは通常の何十倍もある大きさの生物が跋扈していた。後から漂着した母娘を加えてサバイバル生活が始まるが、島にはもう一人奇妙な人物が住んでいることが判明する。それはあの伝説のネモ船長だった……。

何世紀にもわたる環境破壊の末、地球の温暖化が進み、北極・南極の氷はおろか、シベリアの広大な凍土までが全て溶け、地球に大洪水が起こった。海面は上昇し、地表を覆い、やかて陸地は消えて世界はついに海の底に沈んでしまう。それから数世紀。かつて地球と呼ばれたこの惑星にはわずかな人間だけが残されていた。文明と共に漂流を余儀なくされた彼らは海中から引き上げられた既に消滅した世界の残骸から、巨大な人工の浮遊都市を築いていた。