韓国史上最悪の大量殺人事件をモチーフにした戦慄のクライム・サスペンス。キム・ユンソク演じるのは、元刑事のデリヘル店長ジュンホ。次々と失踪する女たちを追っていたジュンホが、偶然大量殺人鬼と遭遇する……。

ワシントンDCの警察で刑事をしながら犯罪心理学を研究するクロスは、ノースカロライナで姪ナオミが何者かに誘拐されたと聞き現地へ。実は同地では8人の女子大生が次々に誘拐され、そのうち3人は遺体になって見つかっていた。犠牲者3人の誘拐された順序が殺された順序と異なることから、犯人の目的が殺人ではないと主張するクロス。やがて9番目に誘拐され、犯人のアジトから脱出した外科医ケイトからクロスは手掛かりを得る。

誘拐された息子を追って奔走する元情報部員。それは、息子の持つテレキネシス能力に目をつけたスパイ組織の仕業だった。研究所に通う超能力少女の助けを得て、息子の消息に迫るのだが…。

子育てに異常な執念を燃やす心理学者カーターは、友人カレンの娘を誘拐しようとし、そこに現われた双子の兄弟ケインの悪知恵にも助けられ、娘をあるモーテルに連れていくことに成功する。その後、カーターは妻ジェニーが元恋人と浮気をしていることを知るが、そこにもケインが出現する。警察はカーターを怪しいとにらみだし、その尻尾をつかもうとするが……。やがて、ある人物は、カーターの過去など意外な事実の数々を語りだす。