「死は誰も経験したことがない」 映像提供者の地元には1本の不思議な木がある。その木ではなぜか首つり自殺が異常に多く、皆その木を選ぶようにして死んでいくのだという…。 「通行者」 とある企業の保養施設で休暇を楽しむ家族の傍らに不可解な何者かが現れた。そこにはかつて結核の療養所がたっていたというのだが…。 「場を乱す者」 スピリチュアル・ブームの最中、ヒーリング・セミナーの様子を記録したドキュメンタリー映像。予想だにしなかった惨劇が会場を襲う! 「老少女」 友人の結婚式の会場で撮影されたという映像に奇妙な人物がうつっていた。その場違いに見える人物は顔と体のバランスが異様であるというのだが…。 「呪縛地帯」 心霊スポットの廃墟を訪ねた若者たち。そこではあることをすると霊が姿を現わすと言われており、やってみた。それが悲劇の始まりだった!
「不在の視線、非在の視線」 バイク便の仕事をしていた映像提供者は同僚から奇妙な配達先の話を聞く。そこではいつも配達の様子をビデオカメラで記録しているというのだが…。 「赤い乗客」 列車旅行中のカップル。列車がトンネルに入ったとき、不気味な赤い存在が現れた。それは直前に止まった駅から乗ったのではないかと思われた…。 「超越と俗悪の関係」 万引き犯をつかまえる様子を追った、実録犯罪モノのテレビ番組。捕まった中に奇妙な女性が1人いた。彼女がきっかけで惨劇が起こってしまう! 「盗視者」 暗闇の中で赤子に乳を飲ませる母親。それを囲んで集う老婆たち。そしてその様子を盗み見る者が。それは現世に執着するあの世の者の姿なのか? 「魔の領域」 地方のテレビ局が撮影した、心霊スポット探検のリポート。古神社で怪異な現象が連続する。撮影クルーは魑魅魍魎の世界に紛れ込んでしまったのか?
J・J・エイブラムスが、モキュメンタリーの手法で描く、巨大都市ニューヨークを舞台に“未知の何者か”が大規模な破壊を繰り広げるSFパニック・アクション超大作。とあるニューヨークの夜、日本への転属が決まり、赴任することになったロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)のために、大勢の仲間たちがサプライズ・パーティーを開く。そのパーティーの最中、突然、とてつもない爆音が聞こえ彼らが屋上へ行くと、まるで爆撃を受けたかのようにニューヨークの街がパニックに陥っていた。
1994年10月、モンゴメリー大学映画学科に所属する3人の大学生がドキュメンタリー映画製作のためにメリーランド州ブラック・ヒルズの森に分け入った。その土地に今なお残る伝説の魔女“ブレア・ウィッチ”をテーマにしていたのだ。だが3人はそのまま消息を絶つ。手掛かりが発見されないままやがて捜索は打ち切られた。しかし事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが森の中で発見される……。
イタリアの鬼才ルッジェロ・デオダートが、食人族の恐怖をファウンドフッテージ・モキュメンタリー形式で描いたホラー映画。その情け容赦ない残酷描写から世界各国で上映禁止やフィルム没収、ビデオ発売中止騒動など物議を醸した一方、カルト的作品として語り継がれている一作。 ドキュメンタリー撮影のため南米アマゾン奥地の「グリーン・インフェルノ」と呼ばれる秘境を探索していたアメリカ人男女4人組が消息を絶った。現地へ向かった救助隊は未開のジャングル奥地で食人族の村にたどりつき、白骨化した遺体を発見。持ち帰った撮影済みフィルムを確認すると、そこには想像を絶する地獄絵図が記録されていた。
「合い鍵」 映像提供者の同僚は結婚を控え、中古のマンションを買った。その新居に遊びに行くと思いがけぬ人物が待ち構えており、同僚の不幸が始まったという…。 「顔面陥没」 神社で開催されているお祭りに出かけたという映像提供者。裏手で遊ぶ少女たちを撮影していると、この世の者とは思えない存在の姿がうつり込んだ…。 「同棲の相手 前編」 妹が霊にとりつかれたと言って霊能者の男性と同棲し始めた。姉は心配して別れさせようと妹のアパートに向かうが、思いがけぬ事態に巻き込まれてしまう! 「栄光の手」 謎の新興宗教団体の教団員たちが撮影したと言われている恐るべき映像。彼らは風俗嬢を呼び出し、「栄光の手」なる魔道具を作ろうとするのだが…。 「同棲の相手 後編」 数々の怪奇現象に襲われる映像提供者の姉妹と彼女たちを守ろうとする霊能者の男性。その先には不幸な結末が待っていた。そして驚愕の事実が明らかに…。
「イタズラ電話」 心霊スポットであるという公衆電話で、他愛もないイタズラを仕掛けた大学生たち。しかしそれが思いもよらぬ者を招きよせ、悲劇が起きてしまう…。 「迎える女」 北陸地方にある観光地を訪れたという映像提供者のカップル。そこにある日本家屋を見学している最中、カメラは不可解な者の姿をとらえてしまった! 「デリヘルの客」 ラブホテルでデリヘルの様子を盗撮した映像。デリヘル嬢は客の男の不審な様子に助けを求めるが、彼は彼女の体のあるものを切除しようと狙っていた…。 「漁港の眼」 某テレビ局の取材班が漁港に併設された市場に取材に行った。並べられた無数の冷凍マグロを撮影しているときに信じられないものがうつりこんでしまう! 「奇妙なキャンプ場」 今は閉鎖されているという山奥のキャンプ場で宿泊する2組のカップル。そこで連続して起きる怪奇現象の数々。そこは決して入ってはいけない場所だった!