両親の死後、親戚の家に預けられたハリー・ポッター少年。そこでは階段下の物置部屋をあてがわれ、何かとこき使われる毎日。そんなある日、ハリーの11歳の誕生日に一通の手紙が届いた。中身はなんと、魔法魔術学校の入学許可証だった。実は、ハリーの両親は優秀な魔法使いだったのだ。手紙に導かれるままホグワーツ魔法魔術学校にたどり着いたハリーは、さっそく魔法使いになるための勉強を始める。ロンとハーマイオニーという友達もでき、楽しい毎日を送るハリーだったが、やがて学校に隠された驚くべき秘密に気づくのだった……。
アイオワ州の田舎町に住むレイ・キンセラは貧乏農夫。若い頃に父親と口論の末に家を飛び出して以来、父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかったことを悔やんでいた。ある日、彼はトウモロコシ畑を歩いていると謎の声「それを造れば、彼が来る」と耳にする。彼は、周囲の人々があざ笑うのをよそに生活の糧であるトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を造り上げる。
某テレビ局のディレクターである浅川玲子は、都市伝説にまつわる取材の中で、見た者を1週間後に死に至らしめる「呪いのビデオ」に関わったと噂される男女が、数日前に奇怪な死を遂げた自分の姪、大石智子と同日の同時刻に死亡していることに気づく。調査を進めた玲子は、同時に死んだ智子たち4人の間には交友関係があり、彼らが1週間前に伊豆の貸し別荘「伊豆パシフィックランド」に宿泊していたこと、そしてその際に撮影されたフィルム写真上の4人の顔が不気味に歪んでいることに着目する。彼らの死の謎を突きとめようとして問題の貸し別荘を訪れた玲子は、そこで貸出されていた不審なビデオの映像を見てしまい、直後に不気味な無言電話を受け取る。これを境に、玲子自身の写真もまた死んだ4人と同様に歪んだ顔で写るようになってしまう。
バーモントの美しい湖のほとりに建つ瀟洒な家。娘を大学へと送り出したノーマン教授と妻のクレアは二人で幸せに暮らしていた。最近隣に引っ越してきたフューアー夫妻はケンカが絶えず、心配して隣家を訪ねたクレアはフューアーの妻メアリーから「夫が恐い」と打ち明けられる。数日後、隣家からメアリーは姿を消し、それと同時にクレアの周りでは奇妙な出来事が起こりはじめる。
1994年10月、モンゴメリー大学映画学科に所属する3人の大学生がドキュメンタリー映画製作のためにメリーランド州ブラック・ヒルズの森に分け入った。その土地に今なお残る伝説の魔女“ブレア・ウィッチ”をテーマにしていたのだ。だが3人はそのまま消息を絶つ。手掛かりが発見されないままやがて捜索は打ち切られた。しかし事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが森の中で発見される……。
無茶な飛行でいつも周囲をはらはらさせているコロラド州の森林火災の消火隊員ピートは、非番の日に起きた山火事の消火活動に出動した際、飛行機にトラブルが起こった同僚のアルを助けようとして、爆死してしまう。天国に行ったピーターはハップという天使と出会い、彼女の命で現世に舞い戻り、パイロット養成学校の生徒テッドに守護霊としてアドバイスを与えることになる。
やり手の不動産業者ジムは、忙しい中時間を作って家族との週末キャンプを約束する。だが、旅行前日になって豪華な大邸宅を売却したいという大口の依頼が入ってしまう。この取引を手放したくないジムは、渋る家族をなだめ、予定を変更してキャンプの前に物件を見に行くことに。だが当日、物件の邸宅に着くなり激しい嵐に見舞われた一家は、不気味な執事ラムズリーに案内されるまま、そこで一夜を過ごすことになる。