ウィリー・ヴローティンの原作を、アンドリュー・ヘイ監督が映画化したヒューマン・ドラマ。父を失い、天涯孤独となった少年の前に広がる人生という名の厳しい荒野と、少年が1頭の馬とたどろうとする旅路を描く。

東京近郊の地方都市、社会からドロップアウトした3人の若者がいた。泰造はそんな3人にかつての自分を重ね、一緒に飲み歩いたり、小遣いを渡すなどして面倒を見ていた。しかし、青春の捌け口を見つけられずにいた3人は、ある日、泰造が泥酔して寝入った隙に、泰造の妻・枝美子を何度も犯した。泰造に助けを求めた枝美子だったが、3人の欲望が果てるとともに心臓麻痺を起こし死亡してしまった。変わり果てた妻の姿に号泣する泰造だったが…。