30年ぶりに実家に帰ってきたアーサー。だがその地下室には一つの腐乱死体が……。そして次々に起こる残虐な事件。また屋根裏部屋で見つかった古文書の謎とは? L・フルチがリアルな特殊メイクを駆使して描くイタリアン・ホラー。

のどかで平和な田舎町に、どこからともなくゾンビが出現。その日暮らしのある家族がゾンビを恐れることもなく、思わぬ目的に利用しようとするのだが...。

SFホラーを予想させる舞台設定ながら、開拓者VS先住民の死闘を描く、まるで“火星(マーズ)が舞台の西部劇”というべき、血湧き肉躍る痛快編だ。「赤い河」「リオ・ブラボー」などを手掛けた名匠ハワード・ホークス監督を敬愛するカーペンターらしく、男も女も西部のヒーローのようにタフで、ゾンビ風の亡霊軍団と戦って戦って戦いまくる。痛快宇宙SFバトルアクション! 大勢が火星に移民した2176年。火星警察の女性警官バラードは、ある事件について尋問会で証言する。彼女は鉱山の町シャイニング・キャニオンの刑務所にいる受刑者ウィリアムズを護送すべく、列車で同地へ。だが町には、ウィリアムズら犯罪者数人しかいない。実はある古代遺跡で人類が封印を解き、解放された火星先住民の亡霊たちが人間に乗り移り、大虐殺を繰り広げたのだった。バラードら人間たちと亡霊たちの死闘が始まる。