原始時代。洞窟から初めて外の世界に飛び出したクルード一家は、天変地異を乗り越え、先史時代よりいる牙を持った獣たちからも無事逃れて生き残ってきた。しかし、今度は“もう1つの家族”との出会い、というかつてない大きな難問に直面する―。

ジャン=ジャック・アノー監督が、火を求めて旅を続ける人類の祖先の姿を描き出した原始スペクタクル。有史以前の世界が忠実に再現され、原始人のメイク・アップも圧巻の出来栄え。セリフなしで画だけで訴えるテーマが感動を呼ぶ。

世界中で大人気のアドベンチャーシリーズの短編セレクション!イースター、クリスマスをそれぞれテーマにした、家族で楽しめる1話完結の2作品「アイス・エイジ エッグハント」「アイス・エイジ クリスマス」を収録!

現代より気温が多少高めで、生物の生息条件が整っていた7,000万年前の白亜紀後期のアラスカでは、多種多様の恐竜たちが暮らしていた。草食恐竜パキリノサウルスの群れでは次々と卵がふ化し、新しい命が生まれる。群れの中で体が一番小さなパッチは兄弟たちに押しのけられ、親がかみ砕いて与えるエサになかなかありつけずにいた。

大学教授トレバーは、夏休みに甥のショーンを預かることになった。10年前に姿を消した兄マックスの息子ショーンは、父の形見の小説「地底旅行」を愛読していた。あるとき、トレバーはその本の中に、同じ地質学者だったマックスのメモが残されていることに気づく。マックスは何かを見つけていたのだ。メモを解読したトレバーとショーンは山岳ガイドのハンナを雇い、地球の中心への入口があると記されたアイスランドの山へと向かう。