モンゴルの草原に住む遊牧民一家の長女ナンサ(ナンサル・バットチュルーン)は、ある日子犬と出会い「ツォーホル」と名づけてかわいがる。しかし父親に飼うことを反対されてしまう。
母親を猟師に殺され、ふくろうのビッグママの計らいによって心優しいトゥード未亡人の家で育てられることになった子ぎつねトッド。ある日、トッドは、近くに住む猟師の家で猟犬の子コッパーに出会い、すぐに仲良しになる。だが、成長したトッドは野生に返されることになり、一方のコッパーも一人前の猟犬として訓練を受けることになった。やがて2匹は森の中で再会を果たすが、もはや彼らは敵同士となっていた。
文豪チャールズ・ディケンズの名作『オリバー・ツイスト』を現代のニューヨークに舞台を移し、子猫たちが巻き起こす騒動の数々を描いたエンタテインメント作。ディズニーにCGI部門ができて初めて製作された記念碑的作品。
小さな頃から大の仲良しの子ぎつねトッドと子犬のコッパー。ある日、一緒に村のお祭りにでかけた2匹は、犬たちのコーラスグループのステージを見る。そこでたまたま舞台に上がって歌ったコッパーは、グループのメンバーにスカウトされて大喜び。すっかり人気者となりスター気分のコッパーだったが、トッドとの大切な約束を忘れてしまう。すれ違ってしまった2匹の友情は、どうなってしまうのか・・・。