ヨコハマの裏社会に血嵐吹き荒れた「龍頭抗争」から6年後──。不可解な「霧」のなか、異能力者が自らの力を用いて命を断つという事件が世界各国で発生し、500人を越える死者を生んでいた。 内務省異能特務課は、これを「異能力者連続自殺事件」と命名。武装探偵社に、関与が疑われる謎深き異能力者・澁澤龍彦の確保を依頼する。しかし、時を同じくして太宰が消息を絶つ 。 さらに、事件の背後には魔人・フョードルの影がゆらめき・・・。 異能力者たちに次々と襲い掛かる、かつてない強敵。街が大いなる悪夢に飲みこまれんとするなか、敦は鏡花と共に澁澤の居城へ走る。だが、そこに現れた芥川から思いもよらぬ真実を告げられ・・・。

特別で普通な二人のクリスマス。 凍り付いた心は、 雪の降らない東京の空に溶けていく。 ただいま、ラブコメディー 秀知院学園の生徒会で出会った 副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行。 2人の天才は長きにわたる恋愛頭脳戦の末、 お互いの気持ちを伝え合い、“奉心祭”で初めてのキスをした。 しかし未だ明確な告白には至っておらず、 恋人同士になるかと思われた2人の関係性は曖昧なまま、 お互いをより強く意識して、クリスマスを迎えることに。 “完璧でありたい”白銀と、 “完璧じゃない”所こそを求めるかぐや。 これは天才たちによる、いたって“普通な”恋の物語。 ファーストキッスは終わらない。

主将である赤木剛憲を筆頭に、宮城リョータ、桜木花道、流川楓、三井寿ら神奈川県立湘北高校バスケ部のメンバーたちは「全国制覇」を目標に掲げ、バスケと向き合っていく。

収監されている名高い義賊(ぎぞく)を救出するため、ドルエンテ王国に潜入したルパン一味。世界中から腕利きの怪盗たちが集結する中、王国に隠された謎に挑みます。

長い冬を迎えたネオ・ヴェネツィア。 寒空の下、合同練習をしていたアイ、あずさ、アーニャの3人は、 いつもと様子が違う晃の後をつけたのをきっかけに水先案内人ミュージアムを訪れることになりました。 出迎えた館長の明日香は、姫屋の伝説的なウンディーネとして知られる晃の大先輩。 二人は姫屋の創業時から大切に乗り継がれてきた1艘のゴンドラの継承者でもあるのですが、 晃の話によると、次の乗り手として期待される藍華にはその気がないというのです。 納得がいかないあずさは、どうしてなのか理由を探ろうとするのですが……。

ある日、獠はその香りを嗅いだ者を魅了する「キューピッドの香水」を警護する依頼を受ける。しかし、何者かに一瞬のすきをつかれ香水の入った鞄が奪われてしまった。香水の効果を試していた獠と香は、香水の効果が永遠に消えなくなる48時間後までに香水の奪還を強いられることになる。

人付き合いが苦手な高校生・森谷美鈴は、3分間だけ時間を止められる特殊な力を持っていた。ある日、時間を止めている間にクラスで一番の美少女・村上遥のスカートをまくってみた美鈴だったが、なぜか遥には時間停止の力が効いてなかった。秘密を知られてしまった美鈴は、それ以降、なにかと遥の願いを聞くことになるが、そんな遥に振り回されるうちに、次第に彼女の魅力にひかれていく。

一太と二太の兄弟は、うらぶれた水平島の中でも特にビンボーな人間たちが集まっているうらの港に住んでいる。彼らには元から父親がいない上、母・今日子はもう半年も家を空けている。その母がある日、離れて暮らしていた娘のかの子を連れて帰ってきた。今日子はまたすぐ出ていってしまったが、姉かの子が母代わりとなり、水平島のおかしな面々に暖かく見守られながら、兄弟にとっては貧しくも楽しい生活が始まる。だがそれも束の間、今日子が新しい男に貢ぐため家の権利書を売却してしまい、3人は家を追われる羽目になってしまう…。

「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、 アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。 高校生活も残すところ半年、最後の夏休みが始まろうとしていた。 そこで受験勉強に集中すべく、夏休み期間は家庭教師のバイトを休むと告げた風太郎。 風太郎に会えないことを悲しむ五つ子だったが、突如風太郎から電話があり…!? かわいさ500%の五つ子ラブコメ、夏休み編──!!

大正時代。17歳の花村紅緒は、明るい正確だが、少しケンカっ早いところもあるじゃじゃ馬娘。親友の環とともに女学校に通い、楽しい学園生活を謳歌していた。そんな紅緒が笑い上戸なイケメンの伊集院忍少尉と出会う。しかし、実は少尉が祖父母の時代から決められていた許婚であることを知り、恋も結婚相手も自分で選びたいと思っている紅緒は猛反発。愛のない結婚を阻止するため、紅緒はさまざまな騒動を巻き起こすが、少しずつ少尉に心を動かされていく。

映画史上最“小”の主人公・・・その名は、細胞!人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。そして2024年12月、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける!?

ガイアメモリがどうして生まれたのか。 Wの戦いがどうして始まったのか。 ときめからの問いに答えるため、翔太郎は静かに語り始める。 彼が憧れ、“おやっさん”と慕った師匠・鳴海荘吉との出会いと別れについて… 風の街・風都でガイアメモリの力を使う怪人・ドーパントが暗躍し始めた頃。 若き翔太郎は荘吉の探偵助手となり、半熟と呼ばれながらもその背中を追っていた。 探偵稼業の傍らでスカルとして秘密裏に活動する荘吉に、何も知らない翔太郎は焦燥感を募らせる。 そんな中、鳴海探偵事務所に一本の電話が… それは翔太郎たちを運命の夜へと誘う、地獄からの依頼だった!! 謎の依頼人からもたらされた“切り札”を届けるべく、荘吉の行方を追った翔太郎が見たものとは? 翔太郎&フィリップ。 二人で一人の探偵で、仮面ライダーWの始まりの夜。 その物語の全貌が、いよいよ明かされる——