スタンリー・キューブリック監督が、G・ハスフォードの原作を基にベトナム戦争の狂気を描く。徴兵された若者が、次第に戦闘マシーンとして人間性を失っていく様を二部構成で描く。 ベトナム戦争の時代、ジェイムズ(愛称ジョーカー)は、サウスカロライナの海兵新兵訓練キャンプ(ブートキャンプ)で、ハートマン軍曹による厳しい訓練を受ける。新兵たちの中で落ちこぼれの「ほほえみデブ」ことレナードは、徹底的なしごきの中で徐々に正気を失っていく…。 新兵訓練を卒業し海兵隊員となったジョーカーは、テト攻勢が始まる中、軍の報道部員としてフエ市街の前線取材を命じられる。だが、交戦の中で小隊長が戦死、分隊長をブービートラップで失う。下士官が指揮を引き継ぎ転進を図るも進路を誤り、今度は狙撃兵の襲撃を受ける。残されたジョーカーは狙撃兵への復讐を図るのだが…。
ベトナム戦争へ赴いた地元の仲間を支援したいと考えたチッキー(ザック・エフロン)は、戦地へアメリカのビールを届けるという大胆な計画を実行する。善意から始まったその旅は、チッキーの生き方も人生観も変えるのだった。これは実話に基づく物語だ。
『オリエント急行殺人事件』の巨匠、シドニー・ルメット監督による青春ドラマ。主演は惜しまれつつも亡くなった名優、『マイ・プライベート・アイダホ』のリヴァー・フェニックス。
父親を探すために渡米したイギリス人青年ジュードは、大学生マックスとその妹ルーシーに出会う。だが激動の60年代は彼らにさまざまな問題を投げかけて……。33曲のビートルズ・ナンバーに彩られたラヴ・ストーリー。
1879年、英国の植民地・南アフリカ連邦ナタールで、隣接するズールー族に対して、一方的な統治の勧告。この政策はズールー王を戦いに駆り立てた。この土地とズールー族に精通しているダーンフォード大佐は、将軍の軍略ミスを指摘するが、受け入れられず、結局不本意な態勢で敵に向かったあげく、ズールー族軍の圧倒的な勢力に向かうこととなり・・・。