要のあんこうチームを序盤で失うという、かつてないピンチに陥った大洗女子学園。 不敵に迫りくる継続高校に対し、残ったメンバーに打つ手はあるのか……? 冬季無限軌道杯準決勝、波乱の幕開けの結末やいかに……!! 一方、黒森峰女学園vs聖グロリアーナ女学院戦も、息もつかせぬ激戦に。 自分なりの戦車道を見つけた黒森峰隊長・逸見エリカを、 難敵である聖グロ隊長・ダージリンが迎え撃つ。 どちらのカードも、一瞬たりとも目が離せない! 決勝戦への切符をつかむのは、誰だ――!?

英雄は用が済んだら殺される運命だ。 ジャンヌ・ダルクのように。だからこそ、異世界で英雄となった人物を地球に連れ戻し、庶民として暮らせるように訓練する必要がある。 そのための組織「退役英雄日常回帰補助機関」に所属する山田烏鷺の下に、元英雄であるカロンという名の17歳の少女が送り込まれてきた。 担当官として烏鷺は、なかなか「英雄的な振る舞い」を止められない彼女と生活を共にしながら、庶民としての常識を教え込んでいく…。

父・辰夫、祖父・源三と一緒に、北方四島の一つである色丹島に暮らしている10歳の淳平と7歳の寛太の兄弟。1945年に太平洋戦争が終わり、日本がポツダム宣言を受諾することに。その直後、ソ連軍が、択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島に上陸して進駐し、淳平と寛太が通う学校にも兵士がなだれ込んでくる。やがて、二人はロシア人少女と心を通わせるようになるが……。

銀河共和国と分離主義勢力の対立が生んだクローン大戦勃発から3年後。共和国のパルパティーン最高議長が分離主義者ドゥークー伯爵に誘拐された事件を、ジェダイ騎士オビ=ワンとその弟子アナキンは解決。騎士として認められたアナキンだが、ジェダイと対立するシスのパルパティーンはフォース(理力)のダークサイド(暗黒面)にアナキンを誘い込む。同じころ、アナキンと結婚したパドメはアナキンの子どもである双子を身ごもる。

金持ちの妻と結婚して退屈な毎日を送っていたフェルナンドは、再会した昔の愛人マリアンヌと一晩を過ごす。翌朝、部屋には首に鋏を突き立てられた男の死体があった。

2116年に起きた東南アジア連合SEAUn(シーアン)での事件の後、どこかへと姿を消した元刑事課一係の執行官・狡噛慎也。彼はいかなる組織にも属しない傭兵として、紛争地を転々としていた。ある時、政情不安な南アジアの小国にやって来た彼は、武装ゲリラに襲われていた難民のバスを救い、テンジンと名乗る少女と知り合う。かつてゲリラに家族を殺された彼女は、復讐のため戦い方を学びたいと狡噛に懇願する。

激しい豪雨が降り続く夜、人里離れた一軒のモーテル。管理人ラリーがくつろいでいるところへ、ひとりの男が飛び込んでくる。彼、ジョージは息子ティミーを伴い、交通事故で大ケガをした妻アリスを運び込む。救助を要請しようとするが電話は不通だった。アリスをはねたのは女優キャロラインの運転手で元警官のエド。彼は病院へ向け車を走らせるが、途中で立ち往生し、やむなくモーテルへ引き返すことに…。ある時、ある一室で、既に死刑判決の下った事件について再審理が行われようとしている。ポイントとなっているのは、その事件の連続殺人犯である囚人が書いた日記だった。

「オリエント急行殺人事件」に続きオールスター・キャストで映画化されたアガサ・クリスティのミステリ。原作は『ナイルに死す』。美貌と聡明さを兼ね備えた上、つい最近莫大な遺産を相続したリネット・リッジウェイは、親友ジャクリーンの婚約者と突然婚約をし、人目を避けてエジプトへハネムーンに旅立った。しかし豪華客船カルナーク号には、彼女に何らかの利害関係や遺恨、ないし敵意を抱いている者たちが勢揃いしていた……。壮大なエジプトの景色を背景に、物語中バラバラになっていた様々な謎が最後には全て一本の線で結ばれるという、クリスティ推理劇の醍醐味が存分に堪能出来る推理映画の傑作。D・ニーヴンを始め、M・ファロー、J・バーキン、O・ハッセー、J・ウォーデンらの素晴らしい役者陣に加え、ポアロ役のP・ユスティノフの演技が絶品! 文句のない第一級の推理映画。

松野家の6つ子のおそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松は、成人後も女性経験がなくニートから脱することもできなかった。ある日、高校の同窓会に出席した彼らは、クラスメートが社会の一員として活躍しているのを知る。さえない自分たちの現状がバレてしまった彼らは、家に帰るとやけ酒をあおってふて寝する。次の日の朝、目を覚ましたおそ松たちの前に信じられない光景が広がっていた。

地中海の小島にある閑静なリゾート・ホテルで、アリーナという女性が殺された。そこには偶然アリーナに関係した人間ばかりが、様々な思惑を抱いて集まっていたのだ。別件の調査でたまたまこのホテルに来ていたポアロがこの事件を担当する事になったが、滞在客にはすべてアリバイがあった……。

2117年。公安局の執行官・須郷は、外務省から出向中の花城に、計画中という準軍事組織への参加を打診される。そんな中、彼は自らの軍人時代を思い出していた。2112年夏、沖縄。須郷は国防軍のエースパイロットとして、ある極秘作戦に加わっていた。それから3カ月後。国防省を武装ドローンが襲う事件が発生、身に覚えのない須郷も容疑者のひとりにされてしまう。彼は事件担当の執行官・征陸に協力して真相を追う。

カリフォルニア郊外の高校に通うブレンダンは、元恋人のエミリーから電話を受ける。彼女は意味不明の言葉を残したまま電話を切り、ブレンダンはエミリーのことが気がかりに。その数日後、彼は排水溝で無残に横たわる彼女の遺体を発見してしまう。悔いの残るブレンダンはエミリーの死の真相を探るため、彼女の残した謎の言葉を頼りに調査を開始。やがて彼は、学園内に渦巻くドラッグ汚染という闇の世界へ導かれてゆく。

米国の大富豪エルマー・ボイントンが死亡。遺書には後妻エミリーと先妻の子供3人に財産を均等分与すると記されていたが、顧問弁護士コープの弱みを握るエミリーの企みで全財産が彼女に渡った。彼女は継子3人や実子ジネヴラを連れて世界旅行に出発する。彼らがパレスチナに向かう豪華客船には、名探偵ポアロも乗り合わせていた。しかし寄港先のエルサレムでエミリーが何者かに毒殺され、ポアロは数々の容疑者の中から犯人を捜す。

鎌倉時代、1200年代初め。貧しい農家に生まれながらも賢く利発な平次郎は、ある日、親鸞聖人と出会い、多くを学び成長していく。やがて京に戻った親鸞聖人を追って故郷を離れた平次郎は、「唯円」という名を授かり、仲間たちとともに親鸞聖人のもとで仏教を学ぶ。そんな中、かつての友人が苦境に立たされていると知った唯円は、なにも出来ない自分への無力感にとらわれ苦悩する。なぜ、善人よりも悪人が救われるのか? 人は、なぜ生きるのか? 「すべての人間が悪人であり、救われるために条件はない」という親鸞聖人の言葉の真意が、解き明かされていく――。