天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキングはケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーンと出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。

クーデターによって生まれた軍事政権下で行方不明になった子供の真実の生誕とアルゼンチンの苛酷な現実を描く。

教師のエド・アヴェリーは、苦しい生計のために、夜間、妻のルーと息子のリッチーに内緒でタクシー会社で働いていた。しかし、めまいを発症し、病院へ行くと、新開発のコルチゾンを投与しない限り、一年以内に死ぬと宣告される。その薬はひどい抑鬱状態を引き起こすと警告されるが、エドは直ちに常用し、健康状態も回復に向かっていく。しかし、鬱状態を逃れるため、いつしか規定された投薬量を越えて服用していくようになってしまう。エドの行動は唐突で横暴となり、特に、彼の立案した教育方法に理解を示さない妻や、彼の厳格な教育に対して効果を見せない息子に対して、残忍で暴力的な態度を示すようになる。

女性を殺害したくなる発作を持つ鉄道機関士が殺人事件の犯人である人妻に恋したことから起る悲劇を描くサスペンス。