ジュールとジムは、情熱的で奔放な女性カトリーヌに恋をする。ジムへの想いを胸に秘めたままジュールと結婚した彼女だが、ジムとの再会で再び二人に愛の炎が燃え上がる。しかし、小さな食い違いでジムは彼女から離れていく。ある日出かけた河岸で、カトリーヌはジムをドライブに誘い、壊れた橋に向かってスピードを上げた。 三角関係の心理を見事に描いた本作は、ジャンヌ・モローの輝くばかりの美しさが圧倒的な魅力となった一遍。
大企業社長の側近ジュリアン(モーリス・ロネ)と社長夫人のフロランス(ジャンヌ・モロー)は不倫関係にあり、社長殺害を計画。完全犯罪を成し遂げたはずだったが、ミスに気付いたジュリアンは犯行現場に引き返す途中、無人となった会社のエレベーター内に閉じ込められてしまう。そのころ、彼の車を盗んだ若いカップルが別の犯罪を引き起こしていた……。
ニューヨーク市警察本部薬物対策課で“ポパイ”とアダ名されるドイル刑事。彼は薬物捜査のベテランだが、捜査のためならば強引な手法も厭わない。麻薬の売人を逮捕したある夜、ドイルは相棒のルソーと共にナイトクラブ「コパカバーナ」に飲みに出かける。そこには有力マフィアの組長たちが妻同伴で来店していた。その際、組長夫妻たちと共にテーブルを囲み、札びらを切っている若い夫婦がいた。不審に思ったドイルとラソーは、その夫婦を捜査する。
フランス映画界の伝説のスター、ジャン=ポール・ベルモンドが主演したハードボイルド・リベンジ・アクション。アフリカでの暗殺作戦中に国家に裏切られてしまった男が生き延び、帰国して復讐を繰り広げる。
1968年、五月革命に揺れるパリ。アメリカ人留学生マシューは、映画フリークの学生たちによるデモの最中に魅惑的な双子の姉弟イザベルとテオに出会い、急速に親密になっていく...。
「スパイシー・ラブスープ」でデビューを飾った新鋭チャン・ヤンが、今までの中国映画とは全く違う斬新な描写で親子愛を描いた、1999年トロント国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作。北京の下町で銭湯「清水池」を営むリュウは知的障害のある次男、アミンと共にそれぞれにリラックスした時を過ごしてくれる客人たちとふれあいながら満足な日々を送っていた。そんなある日、ビジネスマンの長男、ターミンが突然帰郷する。ターミンはアミンから届いた葉書から父が倒れたのではないかと心配して帰ってきたのだった。しかしそれは取り越し苦労で、元気な父の姿を見て安心したターミンは翌日、アミンを連れて帰りの航空券を買いに町中へ行く。ところがほんの少し目を離した隙にアミンはどこかへ消えてしまい……。
大人たちが夏のバカンスに出て留守の家に5人の若者--女子大生ヴェロニク、画家キリロフ、経済学者アンリ、元売春婦イヴォンヌ、俳優ギョーム--が集い、ディスカッションを繰り広げ、それぞれ熱烈なマオイストとなる。そして、思想を行動に移そうと、反動的な文化相の暗殺を企てるが……。
妻に自殺された中年アメリカ人ポールは、パリの空きアパートの一室でジャンヌという若い女性と偶然出会う。あるきっかけで衝動的な感情に駆られたポールはジャンヌの体を求め、その後2人は何事もなかったかのように別れる。ジャンヌにはTVディレクターの恋人がいたが、アパートでの出来事が忘れられず再び部屋に戻るとそこにはポールが待っていた。2人は互いの名前も知らないまま逢瀬を重ね、セックスだけの関係を続けていく。
スゴ腕スタントマンのマイクは、愛車“デス・プルーフ”に乗り、美女をナンパしては死のドライブに誘っていた。ある日マイクは、テネシー州で豪快なスタントライドを楽しむ3人の女性たちに目をつける。いきなり車をぶつけ、しつこく追い回すマイクにキレたゾーイたちは、決死の猛反撃に挑む。
1960年代のデトロイト。ライブハウスでディーナ、エフィ、ローレルの「ドリーメッツ」がライブハウスの出演を賭けてオーディションを受けていた。その三人に目をつけたのが中古車ディーラーでジェームス“サンダー”アーリーのプロデューサーであるカーティス・テイラー・ジュニアだった。彼はジミーの女癖の悪さからバックコーラスを失い、探していたのだがドリーメッツの声を聞き、週500ドルで彼女たちを雇う。
ニューヨークのナイトクラブ経営者が、ロシアンマフィアの殺し屋から兄と父を救おうとする。
アドレナリンを出し続けないと死んでしまうという毒を盛られた殺し屋。解毒剤の入手と復讐のためロスの街を奔走する姿を追うノンストップアクション映画。