楽しくて心おどる特別な一日。そう、その日はクリスマス。さあ、ミッキーたちの愉快で愛情いっぱいの物語がはじまります。ドナルドは甥っ子のヒューイ、デューイ、ルーイたちの「毎日がクリスマスになりますように」という願いが叶ってしまい大忙し。サンタが家にやってくるのを信じるグーフィーと息子のマックスは、泥棒をサンタと間違えたり、屋根からすべり落ちたりの大騒動。そして、ミッキーとミニーはお互いを思いやるあまり、自分の大切なものを売ってまで、「素敵なクリスマスの贈りもの」を交換します。フィナーレはみんなでクリスマスソングを大合唱。すべての人の心をあたたかい気持ちで満たしてくれるクリスマスにぴったりのお話。

池の中に浮かぶ島、アント・アイランドには主にアリたちが暮らしていた。夏になると島にバッタたちがやってきて、秋までの間にアリたちに食料を集めさせる仕事をさせていた。まるで農民たちに年貢を納めさせるかのように。奇抜な発明家・フリックはその発明品があまりに危険なことからアリたちに「歩く災難」とまで言われていた。彼は刈り取り機を発明したが、失敗してしまい集めた食料が川に流れてしまった。フリックは責任をとるためにバッタたちと対決することを決意し、手助けしてくれる強い用心棒を探すために都会に出ることをアリ達と約束したのだった。都会へ向かう道中、あるサーカス団が公演を行っていた。団員たちは公演中に起きたある事件がきっかけで全員解雇され、職を失ったのだった。