学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。

スティーブン・ソダーバーグ監督が、薬の副作用が招いた殺人事件と、その事件に潜む陰謀を描いたサスペンス。幸福な生活を送っていたエミリーは、夫がインサイダー取引で収監されたことをきっかけに、かつて患ったうつ病が再発。精神科医のバンクスが処方した新薬により、うつ症状は改善されたものの副作用で夢遊病を発症し、やがて無意識状態のまま殺人を犯してしまう。主治医としての責任を問われ、社会的信頼を失ったバンクスは、エミリーに処方した新薬について独自に調査を開始。やがて衝撃的な真実にたどりつく。バンクス役のジュード・ロウ、エミリー役のルーニー・マーラほか、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、チャニング・テイタムら豪華キャストが集う。ソダーバーグの社会派作品「インフォーマント!」「コンテイジョン」も手がけたスコット・Z・バーンズが脚本を担当。

抑えがたい欲望と葛藤。緊張に満ちた、日常のドラマ。深い洞察で人間を濃密に描く、ジョセフ・ロージー監督の代表的傑作! オックスフォード大学の哲学教授スティーブン(ダーク・ボガード)は、オーストリアからの留学生アンナ(ジャクリーヌ・ササール)が、恋人がありながら、彼の同僚でテレビ評論などして名を売る教授チャーリー(スタンリー・ベイカー)と交際しているのを知って驚く。彼女に対し妄執を覚えたスティーブンは、恋人の事故死で沈んでいる彼女に取り入って情交を結ぶが……。

元夫が若いモデルと再婚したことを知ってショックを隠せないサンディ。両親の猛反対を押し切って国際結婚、出産したジェシー。16歳の時に極秘出産した娘からの突然の連絡をきっかけに、過去と向き合おうとするミランダ。最愛の妻を亡くし、娘たちのために奮闘するブラッドリー。それぞれの家族が迎える“母の日”は……。

女性カメラマンのリグビーがカメラのファインダー越しに撮影してきたマンハッタンでは、日々様々な人生が送られていた。子離れできないキャリアウーマン、秘密を抱えた姉と妹、里子に出していた娘から突然連絡が来て会うべきか悩む女性、疎遠だった娘にいきなり大金をせがまれて困惑する主婦…。そして、妻子ある男性と別れたばかりのリグビーの身にも思いがけない妊娠が発覚。カメラ越しに撮り続けていた視点を自分自身に向ける時が訪れる。人生の転機に直面した女性たちは、果たしてどのような生き方を選ぶのか…?