街中で裸足の男が怪しげなことを口走っている。自分は空間転移装置の事故で異星から飛ばされてきた者だと言うのだ。偶然、この男に話しかけたウラジミールとゲデバンは、同じく男が手にしていた転移装置で、キン・ザ・ザ星雲の惑星ブリュクに飛ばされてしまう。果たして、二人は、この砂漠だけの惑星から無事に地球へ帰りつくことができるのか?

かつて、“ウォッチメン”と呼ばれる者たちがいた。彼らは<監視者>となって世界の重大事件に関わり、人々を見守り続けてきた。だが1977年、政府の施行したキーン条例によりその活動を禁止され、ある者は一線を退き、ある者は密かに活動を続けていくことに。1985年、未だニクソン大統領が権力を振るい、ソ連との核戦争に陥りかねない緊張状態にあるアメリカ。10月、ニューヨークの高層マンションからエドワード・ブレイクという名の男が突き落とされ、無惨に殺された。そして、そのそばには血の付いたスマイルバッジが。スマイルバッジは、かつてブレイクがスーパーヒーロー“コメディアン”として活躍していたときのトレードマークだった。現場に現われた“顔のない男”ロールシャッハは、事件の背後に陰謀の臭いを嗅ぎとり、すぐさま“ウォッチメン”と呼ばれたかつての仲間たちの周辺を独自に調べ始めるのだったが…。

ゴジラシリーズ第16作。ゴジラ生誕30周年記念として前作から9年振りに制作された。1975年まで制作された「昭和シリーズ」との繋がりはなく、第1作(1954年)「ゴジラ」の直接の続編としてリブートされた、俗に言う「平成シリーズ」の第1作。大黒島沖で遭難した漁船の生存者・奥村は荒れ狂う嵐の中で巨大な怪物の姿を目撃していた。奥村を救助した東都日報の牧は生物学者・林田の助言を求めるが、林田は30年前に帝都を襲撃し東京湾で葬られたゴジラが目覚めたと推測。はたしてゴジラは復活していた。ソ連原潜を沈め、静岡井浜原発に現れると放射能を吸収し海へと消えたゴジラ。だがそれは破滅へのプロローグでしかなかった。

「ナバロンの要塞」などのアクション映画の原作者で、冒険小説の大家として知られたマクリーンが生前残した原案を映画化。本作の後、「007/ゴールデンアイ」で5代目007俳優となるブロスナンが、テロリスト一味と戦うタフガイを演じた、ノンストップタッチのアクション。ブロスナンに加え、ドラマ「ベイウォッチ」のA・ポール、ドラマ「新スター・トレック」のP・スチュワートなど英米のスターたちが共演。後に同じ主要スタッフ&キャストが再結集した「テロリスト・ゲーム2/危険な標的」も作られた。 武装したテロリスト集団がドイツで貨物列車をジャックする。一味はプルトニウム爆弾を持ち、列車でスイス方面に向かう。国連犯罪対策機構(UNACO)の代表フィルポットは元傭兵のマイクに依頼し、マイクや国連職員サブリナを中心とするチームを結成。チームは列車の奪還と人質たちの救出を目標に、列車に潜入しようとする。一方、テロ集団の目的地がイラクであること、ロシアの将軍ベニンが黒幕であることが分かってきて……。