独軍の占領下にあったフランスの田舎で敵兵と密通して断罪された過去を持つ女優が、ロケのために広島を訪れ日本人の建築家と一日限りの情事に耽ける。そして知る、広島の悲劇。時あたかも8月6日。原水禁運動を背景に二人の孤独な会話が続く。焦土から奇跡の復興を遂げたその町は、死の影を決して忘れることはない…。
自分が殺人を犯したという強迫観念にさいなまれる医学博士に、彼を愛する女医が精神分析を試みる。サルバドール・ダリが担当した悪夢のシーンも話題となった、ヒッチコック監督のサスペンス。
ルイス・ブニュエルが『アンダルシアの犬』に続き、サルバドール・ダリと組んだ前衛映画の大古典! ネズミを襲うサソリ、ならず者たちの会合、海辺の岩場でミサ、骸骨、狂人、犬、カブトムシ、鏡の中の雲、居間に牛、客間に馬車、マグマとトイレ、女の涙、トイレット・ペーパーが海藻・・・禍々しい映像の連続にスクリーンに爆弾が投げつけられる事件が発生! 以後50年間上映禁止・封印された、曰くつきの超問題作!