テネンバウム家の3人の子どもたちは皆若くして成功した天才児。長男のチャスは10代で不動産売買に精通し、国際金融にも才能を発揮する。長女マーゴは12歳で劇作家デビュー。次男リッチーもまたテニスのジュニア選手権3連覇で将来を嘱望されていた。しかし、父親の過ちと裏切りにより一家は崩壊を始めてしまう。チャスは飛行機事故で妻を失い、男手ひとつで二人の息子を育て、マーゴは年上の男と結婚の末無気力な毎日を送り、次男も突然テニス界を引退、船旅に出てしまう。そんな彼らと再び家族の絆を取り戻したいと考えた父親は一計を案じるのだったが……。

ハリウッドのスター、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)はウイスキーのCM撮影のために来日し、滞在先のホテルへと向かっていた。ホテルで出迎える日本人スタッフに軽く挨拶をし部屋に入るとアメリカの妻からファックスが入る……。

アンディ・ラウ×ジョニー・トーが贈る究極の犯罪ゲーム! 抜群の頭脳をもつ男が仕掛けた、最期の完全犯罪。 ゲームを仕かけた犯人と、罠にハマっていく刑事──男のプライドをかけた激突を、香港ノワールのスタイリッシュな映像美で描くサスペンス・アクション。アンディ・ラウの孤高の演技が、第19回香港電影金像賞最優秀主演男優賞を授賞。刑事と知能犯の間に生まれる情感が、ジョニー・トー監督の手により丁寧につむぎだされ、哀愁の音楽とともに究極の“男の美学”を漂わす。 末期ガンで余命4週間と宣告された男が、人質をとってビル屋上に立てこもる。現場へ急行したホー刑事に対し、男は「72時間のゲームを楽しもう」と言い放つやその場から逃走。追跡すればするほど、捜査の網の目をすり抜けていく犯人。善人を死に至らしめない犯行ポリシーと、ホー刑事を巧みに巻き込んでいく才能に、なにか特別な意図があるとホーは感じ始める。

05年のサンダンス映画祭で斬新なアイデアと過激な描写が話題を呼んだサスペンス・スリラー。出会い系サイトで出逢った14歳の少女、ヘイリーと32歳のカメラマン、ジェフ。3週間のチャットを経てジェフはヘイリーを自宅へ誘い込むが、いつの間にかヘイリーが作り上げた罠にかかっていた……。監督はCFやPVで活躍し、本作が長編デビューとなるイギリス出身のデビッド・スレイド。主演ヘイリーには「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」の新星エリオット・ペイジ。

ニューヨークで発生したレンブラントの名画盗難事件は、その保険会社に莫大な損害をもたらした。様々な状況証拠から美術専門泥棒としてその名をほしいままにしていたマックの仕業であった事を突き止めると、損害の補填の為、マックを罠にかけるよう画策を始める。そのような経緯で派遣された保険会社調査員のジンは、ニューヨーク、ロンドン、クアラルンプールなどでパートナーとしての信頼を得、最終的に80億ドルとも言われる、とある銀行預金に目をつける。

骨髄移植でしか助かる道のない息子のためドナーを探していた刑事フランクは、唯一の適合者が残忍な凶悪知能犯マッケイブであることを知る。しかしマッケイブは留置場から脱走し……。マイケル・キートン、アンディ・ガルシア主演のノンストップ・アクション。