アイルランド、ダブリン。毎日のように街角に立ち、古びたギターで歌を歌うストリート・ミュージシャンの男性。そんな彼の前にある時、花売りの若い女性が現われ、矢継ぎ早に話しかけてくる。チェコからの移民である彼女は家政婦の仕事で家族を養いながら、楽器店でピアノを弾かせてもらうことを数少ない楽しみにしていた。女のピアノに心動かされた男は、彼女とのセッションを持ちかける。

2006年秋、ニューヨークのビーコン・シアターで行われたザ・ローリング・ストーンズのライブを、ザ・ローリング・ストーンズの熱狂的ファンであるマーティン・スコセッシ監督が撮ったドキュメンタリー。収容人数2,800人の劇場を舞台に、世界一の撮影スタッフがあらゆる機材を駆使し、ライブの全体像から舞台裏までを映しだす。