巨匠ロマン・ポランスキーが悪魔崇拝者たちに狙われたある主婦の恐怖を描いたオカルト・サイコ・ホラー。マンハッタンの古いアパートに、若い夫婦者が越してきた。やがて妻のローズマリーは身篭もり、隣人の奇妙な心遣いに感謝しながらも、妊娠期特有の情緒不安定に陥っていく。彼女は、アパートで何か不気味なことが進行している、という幻想にとり憑かれていた……。

鈴木英雄(大泉洋)35歳。職業:漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。 そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる…。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の「異形の姿」。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。謎の感染によって人々が変貌を遂げた生命体『ZQN(ゾキュン)』で街は溢れ、日本中は感染パニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美(有村架純)と元看護師・藪(長澤まさみ)と共に生き残りを懸けた極限のサバイバルが始まった…。果たして彼らは、この変わり果てた日本で生き延びることが出来るのか。そして、英雄は、ただの英雄(ひでお)から本当の英雄(ヒーロー)になれるのか!?

アメリカ人大学生のデビッドとジャックは三か月の休暇中イギリスでの気ままなヒッチハイクを楽しんでいた。ヒッチハイクで乗り込んだ車を、何もないど田舎の途中で降ろされて近場の町まで歩くことになってしまう。 日が落ち雨も降る中荒れ地を歩くうち闇夜に紛れてみたこともない恐ろしい大きな野獣に襲われジャックはかみ殺されデビッドもかみ殺される寸前で野獣は村人に射殺され命を救われる。 病院で目を覚まし療養していたデビッドだが、その夜からおかしな夢をみるようになりだんだんと不安にかられるようになってゆく。 そんな不安定なデビッドのまえに突然死んだはずのデビッドが、野獣にかみ殺されたままの無残な姿で現れこう警告する。 「俺たちを襲ったのは狼男だった。狼男に殺されると魂は呪われ永遠にさまよい続ける。お前は狼男の血を継いだ。呪いの系譜が立たれないと殺されたものは解放されない。お前は今すぐ死ぬべきだ」 警告を信じないで無視し続けるデビッドであったが、満月の夜、デビッドは耐え難い痛みとともに恐ろしい獣の姿に変貌し新たな狼男の犠牲者を作り始めるのだった。

テレビのドキュメンタリー番組を制作中の女性レポーター・アンヘラは、通報を受けた消防隊に同行してとあるアパートを訪れる。そこには血まみれになって立ちつくす1人の老婆がいた。老婆は駆けつけた警察官を突然襲いはじめ……。閉ざされたアパートの中で想像を絶する恐怖に見舞われる人々の姿を、手持ちカメラ目線によるドキュメンタリー・タッチの映像で描き出し、本国スペインで大ブームを巻き起こしたパニック・ホラー。

郊外に新築された家に越してきた一家を襲う異常な現象。幼い娘が行方不明となり、霊媒師は悪霊の存在を感じとった。やがてその土地は元々墓場だった事が判明する……。スピルバーグが製作したホラー大作。

とある田舎町の森に火の玉が墜落する。目撃したホームレスの老人が好奇心から現場に向かうが、そこで粘液状の物体に腕を取りつかれてしまう。 そこへデート中のメグとポールが通りあわせ、老人を病院へ運ぶが、老人は物体に喰い尽くされ、ポールも犠牲となる。目撃したメグは一部始終を訴えるが信じて貰えず、保安官は町の不良少年ブライアンの仕業だと疑う。

小さな街ルドローに引っ越してきたルイス一家。数日後、ペットの猫が轢死。近くにある町の子供たちが造ったペット霊園に埋めると、翌日猫は生き返った。日を置かずして息子ゲイジがトラックにはねられ死亡する。こっそり遺体を例の場所に埋葬するが…。<アメリカ・メイン州を舞台に、死者を蘇らせるといわれる墓場“ペット・セメタリー”で起こる惨劇を描く、スティーヴン・キング原作の自身による脚本での映画化>

 ホラー映画への出演が続く女優・原瀬京子はこの日、関わった者たちの悲惨な死や行方不明が後を絶たない“呪われた家”をレポートするテレビの特番にゲスト出演した。そしてその夜、フィアンセ・将志の車に乗り家路につく京子。だがその道中、彼の車は首都高速で猫を轢いてしまう。将志は猫の死体を処理せずに車を発進させるが、その時、車内には不気味な存在が紛れ込んでいた。その刹那、車は壁に激突して大破。将志は意識不明の重体に陥り、妊娠していた京子も重傷を負って流産してしまうのだった…。

キャサリン(グウィネス・パルトロウ)は天才数学者の父(アンソニー・ホプキンス)を亡くし、失意の底にいた。そんな時父の教え子のハル(ジェイク・ギレンホール)が、遺されたノートを見に訪ねて来る。人生に必ず訪れる愛しい者との永遠の別れ。そこから始まる再生のドラマが万人の胸を打つ。撮影の前年に父を亡くしたグウィネスの深い悲しみの演技に圧倒される。『恋に落ちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督と、同作品でアカデミー賞主演女優賞に輝いたグウィネス・パルトロウが再び組んだ感動作。共演は『アレキサンダー』のアンソニー・ホプキンスや、『デイ・アフター・トゥモロー』のジェイク・ギレンホール。

・事件・から一週間、井戸の中から発見された貞子の死体が解剖された。ところが、30年前に殺された筈の彼女の遺体は、解剖の結果、少なくとも死後1年ないし2年しか経っていないことが判明する。すると、貞子は30年近く井戸の中で生きていたことになる! 遺体の身元確認にやってきた貞子の母・志津子の従弟・山村敬は、思わず貞子の怨念のすさまじさに戦慄を覚えるのだった。